ツインズも佐々木朗希の獲得に動く「彼が求めているものを理解していきたい」と編成本部長が示唆

ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)について、ツインズのデレク・ファルビー編成本部長が「興味はある」と話したと、12日(日本時間13日)付の地元紙ミネソタ・スター・トリビューン電子版が伝えた。

同紙によると、ファルビー編成本部長は米テキサス州ダラスで開催されていたウインターミティングで取材に応じ、佐々木についての質問に「興味はある。この建物の中にいて、そう言わない方が衝撃だよ。もちろん、彼が求めているものを理解していきたい」と、他球団と同様に佐々木の獲得に動いていることを示唆した。

同紙は球団と日本選手との関係性にも触れ、ツインズには昨季まで前田健太投手が所属し、11年から西岡剛氏が2年間プレーしたと紹介。さらに、今季ロッテでともにプレーしたサイ・ヤング賞左腕ダラス・カイケルも昨季所属していたと指摘した。佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が、ウインターミーティングでの会見でスモールマーケットのチームと契約する可能性にも言及したこともツインズにとって好材料となる。

佐々木は来年1月15日から始まる来年度の海外FA契約期間での契約が見込まれる。ツインズに割り当てられたボーナス・プール(1年間で海外FA選手との契約に使える枠)の金額は755万5500ドル(約11億3000万円)でアスレチックス、レッズ、タイガース、マーリンズ、ブルワーズ、マリナーズ、レイズと並びメジャー最多となる。