東京五輪が決定した時の高揚感、興奮は今も自分の中で高まり続けています。2年後の8月－。新国立競技場の観客席から日の丸の鉢巻きで気合を入れ、日の丸を振り、声をからして日本代表を応援する自分の姿が今から目に浮かびます。かつて一緒に汗を流したトップアスリートたちの夢舞台ですから、テンションも上がりまくりです。

小学校4年から本格的に陸上競技を始め、中学時代は1500、3000メートルで県大会で優勝、東海大会でも準優勝し、全国駅伝にも出場しました。三重・上野工高時代にはジュニアオリンピックの1500、3000メートル7位。「将来はオリンピック選手」の目標が、夢のまた夢だ、と知らしめてくれたのが現在、陸上競技の五輪代表候補たちです。

中学、高校時代に全日本の強化合宿にも参加させていただき、全国のエリートたちと同じ舞台で鍛えられました。その時の常連メンバーには同い年の大迫傑君（ナイキ）もいました。10月7日のシカゴマラソンで2時間5分50秒の日本新記録を樹立し、ついに日本人初の5分台に突入の快挙でした。報奨金1億円も、マジ、すごいですが（笑い）当時から「DNAからして違う」と痛感させられました。サッカー日本代表の大迫勇也さんも半端ないが大迫傑も半端なかった。

そして特別な思いで応援している「イチ押し」が同い年で全日本合宿時代から友人でマラソン代表を狙う窪田忍（トヨタ自動車）と三重県の後輩・岩出玲亜（ドーム）の2人です。駒大時代1、2年で箱根駅伝の区間賞獲得の窪田君にもアスリートとしての差を感じさせられた1人です。2人の五輪出場を願ってます。

代表合宿で早朝から日没まで、ひたすら走ることに打ち込んだ経験と自負がボートレーサーの世界に転向した今の自分の支えになっています。日本のトップで戦うことのすごさを同じアスリートとして、肌で体感しているだけに、そんな彼らと世界の強豪たちとの戦いに興奮が止まりません。

彼らの活躍を目の前で絶叫応援するために必ず、新国立競技場に駆けつけます。

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