【楽天内星龍】3種の神器レバンドフスキ、スキンケア、「青さん」との文通/連載94
楽天のホープ、内星龍投手(22)のインタビューです。1軍デビューを飾った昨季は、リリーフとしてフル回転し53試合に登板。プロ4年目の今季は先発に転向し、同期入団の早川、藤井らと先発ローテをけん引しています。海外サッカー好きで、少年時代は世界的ストライカーのレバンドフスキに憧れていました。近未来のエース候補は、ゴールを量産するような勢いで勝利を目指します。
プロ野球
◆内星龍(うち・せいりゅう)2002年(平14)4月24日生まれ、大阪府吹田市出身。履正社を経て20年ドラフト6位で楽天入団。公式戦初出場は23年4月9日ロッテ戦。昨季は53試合に登板し4勝2敗、7ホールド、防御率2・28。今季推定年俸1900万円。190センチ、88キロ。右投げ左打ち。
――今季から先発に転向した
先発は初めてというところで結構、不安も多かったんですけど、本当にチームに助けられて、あと監督にも投げさせていただいて、今までなんとかやってこられてるなって感じです。
――収穫や課題は
シーズン終盤になってきたんですけど、徐々にできなかったことができてきたり、逆にできたことができなくなったり、毎登板、課題が見えてクリアして、また課題が見えてという繰り返しで、そういった部分では中継ぎと違い、準備期間が1週間あるのは調整しやすいんですけど、その分、プレッシャーも大きかったり、先発の難しさはシーズン初めに比べたらどんどん感じてきています。
――疲労感は中継ぎと先発で違うか
体の疲労度は中継ぎの方が全然しんどいですけど、先発はベストパフォーマンスを決まった日程で絶対に持ってこないといけないので、そこのプレッシャーや難しさもあります。
ただ、やればできることなんで、そこに関しては、中継ぎと違って疲労がたまることは少ないので。短くても中6日もらえるので、疲労度というよりも準備する難しさは感じています。
――昨秋、今江監督から先発転向の打診があったが、迷いは
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