【日本ハム水野達稀】復帰後初お立ち台&囲み取材 スクイズ指示の心境は/連載101

6年ぶりのクライマックス・シリーズ(CS)進出、首位ソフトバンク追走へ、日本ハムが勝負の9月の戦いに挑んでます。酷暑の夏場に猛烈な追い上げを見せた選手たちの言葉-。試合前後のインタビューを中心に、順次ノーカット版で公開していきます。

6月に右足関節外側靱帯(じんたい)損傷で離脱した日本ハム水野達稀内野手(24)は、8月14日のロッテ戦(エスコンフィールド)で復帰後初のお立ち台に上がりました。山崎福也投手(31)、伏見寅威捕手(34)の「さちとらバッテリー」と一緒のヒーローインタビュー。2回に伏見捕手と2者連続のスクイズを決めた舞台裏、復帰までの道のりなどを語りました。

プロ野球

◆水野達稀(みずの・たつき)2000年(平12)7月30日生まれ、香川県丸亀市出身。丸亀城西では3年夏に甲子園出場。高校通算27本塁打。JR四国では1年目から正遊撃手の座をつかんだ。21年ドラフト3位で日本ハム入団。昨季まで通算52試合の出場で打率1割4分4厘、0本塁打、6打点。今季は2年ぶりの開幕スタメンをつかみ、5月15日の西武戦(エスコンフィールド)でプロ初本塁打を放った。オールスターにも初選出されていたがケガで辞退。171センチ、75キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸は950万円。

復帰後初打点「本当にいい1打点」

■8月14日 〇日本ハム4-1ロッテ(エスコンフィールド)

※先発山崎福也(中央)は8回途中6安打1失点(自責0)で8勝目を挙げた。伏見虎威(右)は2回無死二、三塁からスクイズを決めた。続く水野達稀も2者連続のスクイズでリードを広げ、競り勝った。

【ヒーローインタビュー】

――久しぶりのヒーローインタビューです。おかえりなさい

ありがとうございます。ただいま。

――お立ち台からの景色は

本当久しぶりで、ちょっと感動しています。

――後半戦始まって、ここまでどんな思いで過ごしていますか

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