【楽天高田孝一】ネトフリで韓国ドラマ、カルボナーラ巡り、たまにサウナ/連載107
楽天の高田孝一投手(26)のインタビューです。20年ドラフト2位右腕はシーズン序盤の出遅れもあり、8月上旬に今季初昇格。ここまで5試合登板(9月25日現在)と出番は決して多くありませんが、主にロングリリーフの役割を担っています。1軍の先発ローテーションをけん引する同期の早川、藤井、内に負けじと、死に物狂いでポジション確立を目指します。
プロ野球
◆高田孝一(たかだ・こういち)1998年(平10)6月3日生まれ、神奈川県綾瀬市出身。平塚学園、法大を経て20年ドラフト2位で楽天入団。21年6月26日ソフトバンク戦で初登板。183センチ、91キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸950万円。
――8月に初昇格。本音を言えば、もっと早く上がりたかった
やっぱり今年のキャンプインからシーズン序盤に関しては状態が全然上がらなかったので、もどかしさもありました。2軍にいる期間も長く、だいぶ焦りもあったんですけど、「後半戦はやってやるぞ」って気持ちで頑張ってました。
――状態が上がらなかった原因とは
体の使い方とかの部分で物足りなさが序盤はあったので、そういう面で出力が出てなかったんですけど、今はだいぶ良くなってきましたね。球速自体は140キロ台前半から中盤ぐらいですけど、球速どうこうというよりも、まずは抑えることを考えてます。
――大学時代は最速156キロ。スタイルチェンジした
正直、僕の意図していた形ではないんですけど、現状は大学時代みたいに150キロ中盤がバンバン出るわけではないので、今はゾーンで勝負してフライアウトとか打たせて取るピッチングを意識しています。僕の場合はストレートのホップ成分が結構強いんで、低め低めにというよりも、両サイドのライン出し(コースの投げ分け)をなんとか頑張って、「高めでもオッケー」ぐらいの気持ちで、しっかり腕を振ることを意識しています。
――8月12日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)は3回1/3を山川のソロ本塁打による1安打1失点に抑えた。その一戦は自信につながったのでは
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