【契約更改2024全文・巨人京本真】「自分の正解を探しに行く」/460万円
巨人の契約更改交渉が11月1日にスタートしました。支配下登録の選手で1番手となったのは京本真投手(20)。明豊(大分)で21年センバツ準優勝した右腕です。3年目の今季、3月に育成から支配下登録を勝ち取り、1軍では4試合全てリリーフで防御率3・60。4年目の来季は先発で勝負します。交渉の席では「菅野さんの穴を埋められるようにやりたい」と決意を球団に伝えました。40万円増の推定年俸460万円でサインした後の会見をお伝えします。
プロ野球
◆京本真(きょうもと・まこと)2004年(平16)2月6日、大阪府生まれ。中学時代は大淀ボーイズ所属。3年夏のジャイアンツ杯でV。明豊では1年秋からベンチ入り。2年秋から主将を務め、3年春はセンバツ準V。21年育成ドラフト7位で巨人入団。3年目の今季、イースタン・リーグでは30試合、2勝1敗2セーブ、防御率4・99。189センチ、80キロ。右投げ右打ち。
―サインは
はい、させていただきました。
―年俸の増減は
40万アップです。
―球団からはどんな言葉を
「来年は先発で勝負するぞ」というふうに言っていただいたので、自分も「はい、やらせていただきます。来年は菅野さんの穴を埋められるようにやりたいと思います」というふうに言わせていただきました。
―支配下登録された今季を振り返って
今まで中継ぎをする経験もなかったですし、いい、悪いすごくはっきりした年でもあったので、すごく勉強機会をいただいた1年間なのかなと思います。
―手応えと課題
良かった点としては、やっぱり出力が出たということ。悪かった点としては、やっぱりボール先行になってしまったら、被安打率も高くなりますし、与四球率も高くなる。
(中継ぎ経験で)本当に1イニングの大切さというのが分かった。先発をやっても出力が5回超えても落ちなくなっているのは、やっぱり中継ぎで出力の出し方をしたからだと思うので、そこはすごい良かったかなと思います。
―来季は先発で勝負。オフに意識的に取り組みたいことは
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