【楽天中島大輔】ドラ1宗山に「人気で負けないようにしたいです」/連載147
楽天中島大輔外野手(23)のプロ1年目が幕を閉じました。即戦力の期待を背負い、青学大から23年ドラフト6位で入団。7月に1軍デビューすると、右肩の違和感で戦列を離れた時期がありながら37試合に出場し、初安打や初本塁打も記録しました。来季の左翼レギュラー候補に挙がる新星に、ルーキーイヤーの振り返りや今秋ドラフト1位の明大・宗山塁内野手(21)の話題など、たっぷりと語ってもらいました。
プロ野球
◆中島大輔(なかしま・だいすけ)2001年(平13)6月4日生まれ、和歌山県日高川町出身。龍谷大平安で3年春のセンバツに出場し8強入り。青学大では4年時の春秋にリーグ連覇、全日本大学選手権で優勝、明治神宮大会で準優勝。23年ドラフト6位で楽天入団。7月2日オリックス戦で1軍デビューし、プロ初打席で初安打。今季は37試合に出場し、打率2割2分8厘、1本塁打、10打点、1盗塁。180センチ、78キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸700万円。
―プロ1年目を終えて
自己評価としては100点満点で「何点?」って言われたら、そんなに高くはないんですけど、自分が想像してるよりかは1軍で試合に出させていただいて、そこは思っていた以上でした。いい意味でも、悪い意味でも。けがもありましたけど、これも1年目で良かったのかなって。
やっぱり1年間通してプレーし続ける難しさを実感できた1年だったんで。けがするのは良くないですけど、来年以降、体のケアはより一層しっかりしないとって自覚が芽生えたのは、良かったのかなって。本当にいい経験ができた1年でしたね。
―プロはアマチュアでは経験できない長丁場。疲れは
そうですね。最初の方はすごい感じてましたね。特にファームにいるうちは。なんか(シーズン)後半は疲れてんのか、疲れてないのかも分からない感じで、その中でやっていくというのを常に言われていたんで。
疲れてる中でどうやって打つか、どうやってプレーするかをテーマにずっとやって、その辺のコンディショニングがまだまだ下手だと思うんですけど、最初に比べたら、ちょっとは成長してるのかなっていう感じはしてます。
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