【契約更改2024全文・ロッテ西野勇士】残留「言葉より姿勢」/1億5,000万円
ロッテ西野勇士投手(33)が今季取得した国内FA権を行使せず、残留することを表明しました。
11月12日に契約更改に臨み、年俸1億5000万円プラス出来高払い(金額は推定)の3年契約を結びました。
08年に育成5位で新湊(富山)から入団。さまざまな試練を乗り越え、チームを支えてきた功労者が残留を決断した理由を明かしました。
プロ野球
◆西野勇士(にしの・ゆうじ)1991年(平3)3月6日、富山県生まれ。新湊では3年夏の県大会決勝で高岡商に敗れ甲子園出場ならず。08年育成ドラフト5位でロッテ入団。12年オフに支配下選手登録された。14年から2年連続シーズン30セーブ以上。23年は先発を務めて8勝(5敗)を挙げた。14年日米野球で日本代表入り。今季までプロ通算308試合に登板し、38勝37敗88セーブ38ホールド、防御率3・06。183センチ、90キロ。右投げ右打ち。
―契約更改を終えて
本当に、納得した契約ができたかなと思います。
―残留の決め手は
必要とどれだけされているかを何回も交渉を重ねる中で言ってもらえたので、残ろうと決めました。
―球団の評価は
育成で入って、そこではい上がってきたところ、そういう姿だったり、この先、後輩に見せる部分だったり、そういうのを含めて、評価してもらえました。
―行使についてはどう考えた
すごく、正直な話、すごく悩んで、残留を決めるというのがギリギリになってしまったところはある。最初で最後のタイミングだと思ったので、ギリギリまで悩んで結論を出すことができたと思います。
―これまでを振り返って
良いことも悪いこともたくさんあったんですけど、周りの人に支えられながら(FA権を)取るまでやってこられたと思います。
―今季は9勝をマーク
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