【島田高志郎の言葉】悲願のGP初メダル「試合は気持ちが全て」/現地限定

【アンジェ=松本愛香通信員】ショートプログラム(SP)5位発進の島田高志郎(23=木下グループ)が、逆転で銀メダルを獲得しました。フリー153・42点の合計233・84点。GPシリーズ8戦目にして初の表彰台に立ち「自分がここで話していることがまだ信じられない」と喜びをかみしめました。

苦手を克服したフリーや全日本選手権(12月19~22日、大阪)への思いなどを語った現地メディア限定のやり取りを、「島田高志郎の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯>◇11月2日(日本時間3日)◇フランス・アンジェ◇男子フリー


順位選手名SPフリー合計
1アダム・シャオ・イム・ファ74.9171.68246.58
2島田高志郎80.42153.42233.84
3アンドリュー・トルガシェフ81.54152.1233.64
4ミハイル・シャイドロフ79.89151.97231.86
5友野一希83.45148.03231.48
6ニコライ・メモラ68.71158.91227.62
7アレキサンドル・セレフコ85.73140.38226.11
8ボーヤン・ジン88.12130.93219.05
9ルーカス・ブリッチギ77.09135.85212.94
10リュック・エコノミデス69.66135.89205.55
11カムデン・プルキネン64.48129.12193.6
12フランソワ・ピトー48.94134.23183.17
表彰式で日の丸を背にする島田(AP)

表彰式で日の丸を背にする島田(AP)

SP5位から逆転2位「めちゃくちゃ収穫」

フリーを終えて

―試合を終えてどうですか

強い気持ちというか、感覚が得られたというか、すっごく落ち着いてて、特に最初の2本のジャンプは落ち着いてたなって思うんですけど、強いアチチュードというか、メンタリティーっていうものが、どのようにして生まれるか。今までは、すごく落ち着いてたので、ちょっと興奮度が足りないかなって不安になっちゃう時もあったんですけど、今回は今の自分のモードっていうものを信じて臨むことができたなって思います。

―ジャンプには細かいミスがありました

本文残り60% (1046文字/1731文字)