オラ!ディエゴ・加藤・マラドーナだよぉ~。サッカー日本代表がロシアW杯の出場を決めた2017年8月31日。その約1カ月後に代表関係者だけでやる、祝勝会が開催されたんだ。そのスタッフの中に僕を知ってくれてる人がいて、この祝勝会の余興でネタをやってほしい。とオファーを受けた。
いやぁ~そりゃ~テンション上がったよね!
- ハリルホジッチ前監督(左)とマラドーナ
ハリルホジッチ監督の前でネタをやる日が来るなんて。サッカー芸人を続けててよかったぁ。それからネタ作りに励むわけだ。いろいろな事を想像したよ。当たり前にさ、ネタをやる時に言葉が通じないでしょ。言葉が通じるには、通訳越しに言葉が伝わり理解して、笑う。という構図が想像できるわけだ。その前にマラドーナも何で日本語話せるの?って今、あなたも思っていると思うけどさ(笑)
いつもそう疑問を持たれた時にはこう言ってるんだ。手の小指を立てて、『日本人のこれがいるから~』って。1回読むのやめてお茶入れようか(笑)
話戻るけど、なので日本語で笑わせるのはやめたわけだ。僕が思うハリルホジッチはシュールなイメージがある。ならばネタもシュールでいいのではないか?と。ハリルホジッチはフランス国籍。僕の特技で、なぜかフランス国歌が歌えるんだよね(笑)フランス国歌が歌えるという特技を今、ここで生かすしかない!と思ったんだよ。それでできたシュールなネタが『フランス国歌を歌いながら、リフティングを1度も落とさない』
もちろんリフティングはいろいろな技も組み入れて。最後は神の手終わりにしたんだけどさ。
結果は…。笑ってくれたーーー!!うれしかった!その後ハリルホジッチの目の前に握手しに行ったら「ネタ面白かったよ。そして久しぶり!」って。
マラドーナ(本物)とハリルホジッチって、2人が現役時代に、会った事があるんだって。だから「久しぶり」って。それを僕に対して言うのって、めっちゃジョークがオシャレじゃん!フランスだけに。
それから僕が感じた事なんだけど、ハリルホジッチはマラドーナを気に入ってくれたのか、めっちゃ笑顔で優しくて、W杯出場記念ユニホームをマラドーナにあげたい!って。
うれしかったぁ。”ブエノスアイレス横浜市”にある僕の自宅に家宝として飾ってあるよ。
- 左からマラドーナ、西野監督、香川真司芸人の浅野智秋
そしてその祝勝会には現サッカー日本代表監督・西野朗監督もいたんだよ。それでね西野監督の方から「マラドーナ写真撮ってください」って言ってくれたの!すごくダンディーでかっこよかった。一緒に行った香川真司芸人(浅野智秋)も喜んでたよ。余興が終わった後も、祝勝会にずっと参加させてもらったんだけど、たくさんのサッカー話をして、楽しかったよー。
ロシアW杯出場を決めてくれたハリルホジッチ監督に感謝!そしてこれからロシアで戦う西野朗監督を全力で応援したいと思ってるよ!日本代表は素晴らしい結果を残してくれると信じてる。そしてその時の祝勝会にはまた余興しに行きたいと思ってるよ。【ディエゴ・加藤・マラドーナ】