「野辺山合宿」で育った人材が世界トップクラスに
100年に1人の天才はリンクを去った。92年アルベールビル五輪後、伊藤みどり(48)は引退。同五輪では絶不調の中、最後にトリプルアクセル(3回転半)を決めて銀メダルも、有力視された日本勢…[続きを読む]
欧米中心に発展したフィギュアスケート。近年の浅田、羽生、宇野ら日本勢が隆盛を誇るまでには、長い苦難の道程があった。日本フィギュアの足跡をたどる。
100年に1人の天才はリンクを去った。92年アルベールビル五輪後、伊藤みどり(48)は引退。同五輪では絶不調の中、最後にトリプルアクセル(3回転半)を決めて銀メダルも、有力視された日本勢…[続きを読む]
フィギュアはジャンプの時代に突入する。88年カルガリー五輪を終えると、5種類の3回転ジャンプは、もう伊藤みどり(48)だけの武器ではなくなった。「同じことをしては勝てない。トリプルアクセ…[続きを読む]
4回転時代の今ほど、ジャンプに重きは置かれていなかった。84年サラエボ五輪。カタリナ・ビットは2種類の3回転ジャンプで金メダルを獲得した。ギリギリで出場権を逃した14歳、中学2年だった伊…[続きを読む]
危険も顧みず、ピョンピョンと氷上を跳びはねる幼児がいた。4歳の伊藤みどり(48)。「普通に歩くより、一蹴りして滑る。足を振り上げると跳べて、ミニスカートをひらひらさせながら、くるくる回っ…[続きを読む]
スケート靴は捨てるつもりだった。18歳、高校3年だった渡部絵美(58)は78年の全日本選手権で最多6連覇を達成。上智大進学も決まり、キャンパスライフを満喫しようと思っていた。通学して10…[続きを読む]
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