メッツ、ドジャースFAの先発右腕ビューラーに興味 ブレーブス、ヤンキースなども関心か
千賀滉大投手の所属するメッツが、ドジャースからFAになった先発右腕ウォーカー・ビューラー(30)の獲得に興味を示していると2日(日本時間3日)、地元紙ニューヨーク・ポスト電子版が伝えた。
メッツは今オフ、今季12勝のショーン・マナイア、11勝のルイス・セベリーノ、10勝のホセ・キンタナの3投手がFAとなり、先発ローテの整備が急務だった。前日にはブルワーズからFAとなったフランキー・モンタスと2年総額3400万ドル(約52億7000万円)で契約合意したと報じられた。
ビューラーは15年ドラフト1巡目(全体24位)でドジャースから指名され、17年にデビュー。19年には14勝4敗、防御率3・26を記録して最高勝率のタイトルを獲得し、オールスターに初選出された。22年8月に自身2度目のトミー・ジョン手術を受け、昨季は全休。今年5月に復帰して今季は16試合で1勝6敗、防御率5・38だった。ポストシーズンでは4試合に登板し、世界一を決めたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦では7-6の9回に登板して試合を締めた。メジャー通算131試合で47勝22敗、防御率3・27。
米移籍サイト「MLBトレード・ルーマーズ」によると、メッツの他にもブレーブス、ヤンキース、アスレチックスなどが関心を寄せているという。