【広島】ドラ1青学大・佐々木泰が仮契約「新人王に対する思いも」将来的にはHR王狙う

  • 仮契約を終えてカメラマンの要望に応えてポーズをとる広島ドラフト1位の青学大・佐々木泰内野手(写真右)左は高山健一担当スカウト(撮影・前原淳)=2024年11月28日、都内ホテル
  • 仮契約を終えて会見に臨む広島ドラフト1位の青学大・佐々木泰内野手(写真右)左は高山健一担当スカウト(撮影・前原淳)=2024年11月28日、都内ホテル

広島ドラフト1位の青学大・佐々木泰内野手(21)が28日、都内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円で仮契約を結んだ。

「ホームランに対する思いはずっと持ち続けてきたので、トップのレベルで一番上に立ちたい思いは強くあります」

将来的な目標にキング獲得を掲げた佐々木は、1年目の目標は「新人王」とはっきり口にした。

「新人王を取るということは1年目から活躍するということ。そこに対する思いもあります。まずは1年目1軍に帯同したい」

持ち味の長打力は、中学時代から続ける下半身強化のたまものだ。大学4年間でフルスクワットの重量は約40キロ増えて180キロとなった。

広島には青学大の1学年先輩の常広や県岐阜商の1学年後輩の高木がいる。自ら秋季キャンプの動画を視聴するなど、すでに広島情報を収集している。

「練習するのは好きな方なので、早くあの中に入って練習をしたい思いは強くあります」

早くも入団後のイメージはバッチリだ。

22日の神宮大会準々決勝で負傷した左肩は回復傾向にあり「もう少し安静にして、準備していければ」と見通しを立てた。年明け1月の新人合同自主トレは、トレーナーと相談しながら練習強度を決めていく予定だ。

広島の大きな期待を背負った大砲候補が、プロ野球の世界に飛び込んでいく。【前原淳】(金額は推定)

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