【中日】ドラ1金丸夢斗「ご縁感じる」母校レジェンド超え誓う 新人研修で「超えます」きっぱり

  • 山本昌氏のレリーフの前で写真に納まる中日金丸(前列左から3人目)ら。手前左から石伊、吉田、1人おいて森駿、後方左から有馬、高橋幸、中村、井上(撮影・河田真司)
  • 野球殿堂博物館に飾られた自身の写真にサインをする中日ドラフト1位の関大・金丸(撮影・滝沢徹郎)
  • 野球殿堂博物館に飾られた自身の写真を指さす中日ドラフト1位の関大・金丸(左)とヤクルトドラフト1位の愛知工大・中村優(撮影・滝沢徹郎)
  • 野球殿堂博物館に飾られた自身の写真にサインをする中日ドラフト1位の関大・金丸(撮影・滝沢徹郎)
  • 野球殿堂博物館に飾られた展示物を見学する中日ドラフト1位の関大・金丸(左から2人目)ら(撮影・滝沢徹郎)
  • 2025年度NPB新人研修会に臨む中日金丸(中央)(撮影・河田真司)
  • (代表撮影)
  • (代表撮影)
  • (代表撮影)
  • 新人研修会を終え、記者の質問に答える中日金丸(撮影・河田真司)
  • 村山実氏のレリーフの前で写真に納まる中日金丸(撮影・河田真司)

中日ドラフト1位金丸夢斗投手(21=関大)が母校の大先輩・村山実さん超えを誓った。新人らは10日、東京都内のホテルでNPB新人研修会に参加。午前中に東京ドーム内にある野球殿堂博物館を観覧した。金丸は関大出身で93年に野球殿堂入りした村山実さんのレリーフとも対面。「関西大学ってのもあって、ご縁を感じる。大先輩に負けないようにしっかりプロの世界で活躍したい」。村山さんは59年に関大から阪神に入団し、18勝を挙げ沢村賞を受賞。ミスタータイガースとも呼ばれ、2度のリーグ優勝に貢献。通算222勝を記録し、歴代最多タイの沢村賞を3度受賞。阪神監督を2度務め、98年に死去した。

2リーグ制後、防御率0点台をマークしたのは、70年の村山さん(0・98)だけ。「狙えるところは全て狙いたい」ときっぱり。大先輩の印象は殿堂でさらに深く刻まれた。「(村山さんを)超えます」。母校のレジェンドを追い越すことを目指していく。

○…金丸は大卒で通算2000安打も達成した元阪神、ロッテの鳥谷氏の講演に感銘を受けた。鳥谷氏からは成績、数字に注目されるプロ選手としての厳しさを伝えられたという。同じ大卒ドラフト1位の金丸は「一番苦しいことが数字と聞いて、(プロは)いいことばかりではないと思うので、結果が出ない中でも目標をぶらさずに、ということが一番印象に残っています」と振り返った。

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