混乱の末、辻内は巨人が交渉権獲得!/高校ドラフト
150キロ超の剛球左腕・辻内崇伸投手(3年=大阪桐蔭)には1巡目で巨人、オリックスの2球団が競合し、抽選で巨人が、ソフトバンクと日本ハムが希望した台湾人留学生の陽仲寿内野手(3年=福岡一)は日本ハムが交渉権を得た。
辻内はいったんはオリックスが、陽はソフトバンクが交渉権を獲得したと発表された後に、球団名が訂正発表されるハプニングが起こった。くじを引いたオリックス中村GM、ソフトバンク王監督が日本プロ野球機構(NPB)の公式印を「選択確定」の印と勘違いしたことから起こった。NPB関係者もはっきりと確認しないまま「交渉権確定」とアナウンスした後に訂正する前代未聞のトラブルとなった。
楽天、1巡目で福祉大・松崎投手指名/大学・社会人ドラフト
プロ野球新人選択会議(ドラフト会議)は18日午後、都内のホテルで大学・社会人ドラフトが行われた。9球団が希望入団枠を使い、ロッテ、広島は事前に同枠を回避したため、希望枠での獲得を見送った楽天だけが1巡目指名に参加。楽天はその1巡目に東北福祉大の松崎伸吾投手を指名した。
プロ野球の大学・社会人ドラフトは計49選手を指名して終了した。