【大の里の言葉】「昨年の名古屋は3勝3敗で迎えて生きた心地しなかった」番付発表会見全文

大相撲名古屋場所(7月14日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付が1日、日本相撲協会から発表された。大相撲夏場所で史上最速、所要7場所で初優勝を飾った大の里(24=二所ノ関)が新関脇に昇進。愛知県安城市内の部屋で会見に臨んだ。

大相撲

番付表を手に自身の名前を指さし撮影に応じる大の里(撮影・森本幸一)

番付表を手に自身の名前を指さし撮影に応じる大の里(撮影・森本幸一)

―関脇の番付表を見て

大の里 朝起きて番付表を見てうれしかったです。

―優勝力士として

大の里 もう余韻に浸って終わりましたし。名古屋場所の番付発表されて、名古屋場所に向かっています。

―故郷へは

大の里 地元の方と優勝して初めて石川に帰って、優勝した次の場所が大事と感じました。(実感は)本当にたくさんの方に認知してもらって、勝つことが大事と感じました。

―6月の稽古は

大の里 部屋でずっと稽古しました。最終調整して14日(初日)に向かいたい。本当に基礎ですね。

番付発表会見に応じる大の里(撮影・森本幸一)

番付発表会見に応じる大の里(撮影・森本幸一)

―体の変化は

大の里 慣れるまで時間かかりましたけど、プロの違いだったり、慣れてきた部分はあります。

―次の番付を目指す

大の里 やっぱり三役に上がったら次に目指すものがある。この場所は大事になる。しっかりアピールして頑張ります。

―手応えは

大の里 先場所、大きな自信になった。次が大事だと思うので頑張ります。

番付発表会見に応じる大の里(撮影・森本幸一)

番付発表会見に応じる大の里(撮影・森本幸一)

―出稽古は

大の里 まだ、そこまでは話をしていない。

―中村部屋の独立で

本文残り59% (726文字/1227文字)

スポーツ

実藤健一Kenichi Sanefuji

Nagasaki

長崎生まれ、尼崎育ちで九州とお笑いを愛する。
関大を卒業後、90年に入社。約2年の四国勤務でいろいろ学び、大阪に戻って主に大相撲、ボクシングを担当。
その後、担当記者として星野阪神の優勝に立ち会えて感動。福岡勤務などをへて相撲、ボクシング担当に舞い戻る。