フェンスがない 伊藤みどりがリンクから消えた
91年世界選手権(ドイツ・ミュンヘン)。髪を留めたブルーのリボンとおそろいの色で決めた衣装を身にまとい、伊藤みどり(21=当時)はオリジナルプログラム(OP)で、最初のジャンプに向かって…[続きを読む]
長い歴史を誇るフィギュア界には、これまでさまざまな事件が世界を騒然とさせてきた。世界フィギュア界の事件簿を紹介する。
91年世界選手権(ドイツ・ミュンヘン)。髪を留めたブルーのリボンとおそろいの色で決めた衣装を身にまとい、伊藤みどり(21=当時)はオリジナルプログラム(OP)で、最初のジャンプに向かって…[続きを読む]
演技が終盤にさしかかった時だった。白のコスチュームをまとった筋肉質の体が宙を舞った。後ろ向きに左足で踏み切り、そのままきれいに宙返りして左足で着氷。満員の客席は騒然とし、直後に歓声と拍手…[続きを読む]
10年バンクーバー五輪フィギュア男子フリー。ショートプログラム(SP)4位と表彰台に向け絶好の位置につけた織田信成(当時22)は20番滑走だった。直前に滑ったライサチェク(米国)のミスの…[続きを読む]
ロシア組とカナダ組の採点を巡る02年ソルトレークシティー五輪のペアで起きた不正疑惑は、五輪史上最大のスキャンダルに発展した。かかわったとみられるフランスの審判は当初、「ロシア側から圧力を…[続きを読む]
フィギュアは直接対決で勝敗を決するのではなく、第三者が採点をして優劣を判断する。それだけに、より良い採点法を巡り、何度も修正が行われてきた。その最大の転機となったのが、02年ソルトレーク…[続きを読む]
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