通算609本塁打サミー・ソーサ氏と331本塁打デレク・リー氏がカブス殿堂入り

  • 本塁打を放つカブス時代のデレク・リー氏(2008年5月11日撮影)

カブスは18日(日本時間19日)までに、歴代9位の通算609本塁打を放ったサミー・ソーサ氏(56)と331本塁打のデレク・リー氏(49)が同球団の殿堂入りを果たしたと発表した。殿堂入りセレモニーは後日リグリーフィールドで開催される。

ソーサ氏は92年から03年までカブスに所属し、98年にMVPを受賞。カージナルスのマーク・マグワイア氏との本塁打王争いで全米を熱狂させたが、薬物使用疑惑で米国野球殿堂入りを逃していた。昨年12月には「法律に違反したことはない。しかし、今から思えば過ちを犯した。謝罪する」との声明を出していた。

リー氏は04年から10年途中までカブスに所属し、05年に首位打者を獲得した。父レオン氏(72)は78~82年にロッテ、83~85年に大洋、86、87年にヤクルトでプレーし、通算268本塁打を記録。03年にはオリックスで監督を務めた。