<リオ五輪:卓球>◇10日◇女子シングルス3位決定戦
3位決定戦で、福原が最も苦手とするカット型と当たってしまったのは不運だった。キム・ソンイとは初めての対戦。石川が3回戦で負けた時もそうだったが、打ち抜くまでの研究が足りなかった。福原もフォアに攻めて、相手のバックカットの特徴を消していこうとしたり、バックに戻したり、戦術転換はしていたが、うまさで勝とうとしても相手の技、引き出しの多さが上回った。完全に実力負けですね。
この1カ月、味の素トレセンでは、私が帰る午後9時を過ぎても練習をやっていた。こんなことは初めて。時には涙も流していた。リオまでに練習したいことが多すぎて、ギリギリまで追い込まれていたんだと思う。マスコミの注目も集める時期だし。4強までの戦いは、何でこんなに変われるんだろうと目を疑った。卓球選手というより、女優のよう。大舞台での強さがリオで出た。団体も期待できますよ。(男子日本代表前監督)
日刊スポーツ リオ五輪評論家
古賀稔彦(柔道)
バルセロナ五輪金メダル「平成の三四郎」が日本柔道を解説。
伊東浩司(陸上)
10秒00の男子100メートル日本記録保持者が、躍動する日本の陸上を解説。
瀬古利彦(マラソン)
五輪2度出場、往年の名ランナーが日本の陸上を評する。
野口みずき(マラソン)
アテネ五輪金メダリストが長距離日本代表を解説。
高橋繁浩(競泳)
平泳ぎで五輪2度出場。テレビ解説でもおなじみの中京大教授が日本のスイマーを分析。
小谷実可子(シンクロ)
ソウル五輪銅メダリスト「永遠のマーメイド」が復活狙う日本のシンクロを解説。
池田信太郎(バドミントン)
「イケシオ」コンビでロンドン五輪出場。躍進する日本のバドミントンを解説。
米田功(体操)
アテネ五輪団体総合金メダリストが日本体操陣を分析。
セルジオ越後(サッカー)
ご意見番がサッカー五輪代表を辛口チェック。
秋田豊(サッカー)
W杯2度出場の熱血ディフェンダーがサッカー五輪代表を解説。
宮崎義仁(卓球)
2012年ロンドン五輪男子代表監督が、連続メダルを狙う日本の卓球を解説する。
伊藤華英(競泳)
高校生で日本代表入りし、美女スイマーとして五輪に2度出場。選手目線の細かすぎるエピソードを交えて競泳陣の奮闘ぶりを解説します。
高橋有紀子(バレー)
インドアで2度、ビーチで2度の五輪出場。4大会連続入賞という日本女子バレー界唯一の記録を持つ。2大会連続メダルを目指す日本のプレーを分析します。
植松鉱治(体操)
絶対王者・内村に最後に個人総合で勝った元鉄棒日本チャンピオンが、頂点を目指す体操ニッポンの演技を解説します。