【吉岡希の言葉】アイスダンスが面白い…スケート観の変化と成長への意欲/現地限定

【アレン=藤塚大輔】2年連続のスケートアメリカを8位で終えた吉岡希(20=法大)が、フリーから少し時間を空けて取材に応じました。

演技をあらためて振り返り、現在の練習環境、アイスダンスへの興味なども語りました。

会場で話を聞くメディア限定の取材内容を「吉岡希の言葉」として、お届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇10月20日(日本時間21日)◇テキサス・アレン

サッカーからスケートへ

一夜明け取材

―順位も確定して、どう受け止めていますか

順位も内容も悔しい結果になったんですが、今シーズン3回目の大会なんですけど、フリーは特にパンクは減ったんですけど、ステップアウトだったり、もったいない失敗が多いので、そこをしっかり直していきたいなと思います。

男子SPの演技を終え、キスアンドクライで笑顔を見せる吉岡希(左)(共同)

男子SPの演技を終え、キスアンドクライで笑顔を見せる吉岡希(左)(共同)

―今の練習拠点は、ほとんどが倉敷ですか

平日が倉敷で、週末にNTCで滑らせていただいています。

―下宿と倉敷でずっとやっている形ですか

はい。

―男子の最終グループは見ましたか

映像で見ていました。振り付け1つ1つをすごく大きく見せたり。大げさにという感じで、みんなすごく演技をしているので。そこは僕の足りないところ。「そういう演技を見せられるようにしたいな」と思いました。

男子SPで7位の吉岡希(共同)

男子SPで7位の吉岡希(共同)

―誰が一番印象残りましたか

好きな選手が結構多くて、デニス・バシリエフス選手もそうですし、あと今大会、ケビン・エイモズ選手もすごくいい演技で。これだけすごく動いていても、後半でもしっかりジャンプも決まってるんで。「すごいな」って見ていました。

―倉敷とNTCの移動は新幹線ですか

そうです、新幹線です。

―その時間はどう使っていますか

寝る時もあれば、動画を見ることもあります。基本寝ていることが多いです。ちょうど1時間もないんで、いい睡眠です(笑い)。

―今の指導陣の体制は、どのようになっていますか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。