【三原舞依の言葉】「最強になっていければ」右足首の不安払拭へ手応えも/現地限定

【ヘルシンキ=竹本穂乃加】GPシリーズ第3戦フランス杯7位からの挽回を目指す三原舞依(25=シスメックス)は、SP59・56点で6位発進となりました。

ジャンプミスが重なり得点を伸ばすことはできませんでしたが、ステップシークエンスやスピンでは全要素で最高のレベル4を獲得。右足首の疲労骨折を経験した昨季から、「よくはなってきてるかな」と手応えも口にしました。

SP後の現地取材メディア限定のやりとりを、「三原舞依の言葉」として、お届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会>◇11月15日◇フィンランド・ヘルシンキ◇女子ショートプログラム(SP)

公式練習に参加した三原舞依(以下、撮影はすべて竹本穂乃加)

公式練習に参加した三原舞依(以下、撮影はすべて竹本穂乃加)

思い出のホテル

前日練習(14日)を終えて

―前回からの上積みはどのあたりですか

フランスから帰ってしばらく落ち込んだんですけども、そのままじゃいけないと思って。NHK杯で、かおちゃんもたっちゃんも日本人みんな頑張っていたので、私も試合で頑張りたいっていう思いがすごく強くなって。かおちゃんとたっちゃんには会えてないんですけど、先生に「2人頑張ってきたから」って言われたので。私もここで頑張って帰りたいなって思います。

―あの2人を見てどう思われましたか

一緒に毎日練習してて、試合の期間は一緒には滑れなかったんですけど、やっぱり同じチームとして先生方に教えていただく中で、ほんとに2人のいい演技っていうのが、私が先生かのようにうれしくって。同じチームメイトではあるんですけど、もうそれ以上の喜びっていうのがあったので。私も試合で頑張りたいっていう強い思いにそれを切り替えて、今回出し切れたらいいなって思います。

―練習内容的にはこの2週間でいかがでしたか

まずフリーのプログラムをすごくガラッと変えたんですけど。帰ってすぐデイビッドさんとズームをして。ズームをする時間っていうのをとっていただいて。構成をすごく変えたっていうのが一番のポイントかなって思うんですけど。その中でジャンプの位置であったりとか、スピンの位置、コレオの位置も変わったので。ステップも反対向きになったりとか、すごく変わったところは多いんですけど。そのプログラムでしっかり練習積んでこれたと思うので、試合で出し切れるようにしたいなと思います。

―ジャンプコースも変えましたか

順番を入れ替えてます。

―やりやすくなったところはありますか

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。