【友野一希の言葉】ケガ明け「不安が演技に出てしまったかな」フリーで失速/現地限定

フィギュアスケート男子の友野一希(26=第一住建グループ)はフリー147.63点、合計238.41点で6位でした。ショートプログラム(SP)で2位発進を決めましたが、「課題」と語るフリーでの失速を反省しました。右股関節痛も改善し、12月の全日本選手権に向けた調整法も明かしました。フリーを終えての思いを「友野一希の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会>◇11月16日◇フィンランド・ヘルシンキ◇男子フリー(SP)


順位選手名SPフリー合計
1鍵山優真103.97159.12263.09
2ケビン・エイモズ85.13174.02259.15
3ダニエル・グラッスル77.91180.64258.55
4山本草太82.43167.48249.91
5ルーカス・ブリッチギー80.44166.26246.70
6友野一希90.78147.63238.41
7アレキサンドル・セレフコ66.36147.79214.15
8ウラジミール・サモイロフ65.46140.01205.47
9カムデン・プルキネン64.34130.84195.18
10マカー・スンツェフ59.58120.90180.48
11バルター・ビルタネン57.28108.97166.25
男子フリーの演技をする友野一希(共同)

男子フリーの演技をする友野一希(共同)

「やりたいことがたくさんある」

―演技を振り返ってください

前半はすごく勢いよくいけたんですけど、フリー通してまだ練習の詰めてなさがすごく出たなというか。最初はすごく集中してできてたんですけど、足の疲れだったりとか…なんて言うんでしょうね。最後まで集中を切らさず、やりきる力っていうのがまだ備わってなかったなっていうふうに思います。今シーズンすごく今回のグランプリシリーズ難しかったですけど、その中で改めて練習の大切さっていうのを学びましたし、こういう状況の中で、今後こういうことがあった時にどれだけ上げていけるかっていう、すごく勉強になったシーズンでしたし。もうあとは上げていくだけなので、フリーが課題かなっていうふうに今シーズンは特に思うので、そこを徹底的に練習していけたらと思います。

男子フリーの演技をする友野一希(共同)

男子フリーの演技をする友野一希(共同)

―練習量が足りない分、スタミナ面の不安はありましたか

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。