【阪神】助っ人の長~い名前は活躍傾向!?新外国人デュプランティエは名前通り長期活躍なるか
<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>
長~い名前の助っ人外国人が名前の長さ同様にチームでも存在感を大きくできるか。
昨年末、阪神に新外国人としてジョン・デュプランティエ投手(30)の加入が発表された。先発として期待される右腕で、メジャーでの登板経験もある。
この投手、カタカナ表記にするとなんと8文字。阪神に在籍した外国人選手では62年ブラウンスタイン、72年マックファーデンと並んで最長タイだ。他球団ではスパンジェンバーグやシャッケルフォードといった9文字の選手も在籍したことがあるが、8文字もかなり長い部類に入る。
近年は長い名前の助っ人外国人は活躍する傾向にある。2年間西武でプレーしたスパンジェンバーグは、20年に111試合に出場し、109安打、15本塁打、57打点、打率2割6分8厘と活躍。シャッケルフォードも21年にDeNAで32試合に登板するなど、ブルペン陣の一角を担った。
阪神でも8文字では、22年に所属したウィルカーソンは14試合に登板して5勝。5月には月間MVPにも選出された。16年のサターホワイトもシーズン途中加入ながら中継ぎとして20試合に登板。防御率2・57と安定感を見せた。7文字では、NPB外国人通算最多1475奪三振で10年間在籍したメッセンジャーが活躍筆頭。他球団でもヤクルト→巨人→ロッテと3球団でプレーしたグライシンガーやソフトバンクで5年、楽天で1年プレーしたファルケンボーグらタイトルを獲得した外国人選手も複数いる。
今季は育成も含めると外国人選手は球団史上最多の9人体制。藤川球児新監督(44)のもと、助っ人たちも2年ぶりのリーグ優勝をつかむ原動力になれるか注目が集まる。【林亮佑】