千賀滉大、6番手で登板3失点 大谷には四球 WS1歩届かず「すばらしい経験させてもらった」

  • ドジャース戦の7回、6番手で登板したメッツ・千賀(共同)
  • ドジャース対メッツ 7回に登板し、この回を無失点に抑え手をたたくメッツ千賀(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ優勝シリーズ(7回戦制):ドジャース10-5メッツ>◇20日(日本時間21日)◇第6戦◇ドジャースタジアム

ワイルドカードから勝ち上がったメッツは2勝4敗で敗退が決まり、ワールドシリーズにあと1歩届かなかった。

メジャー初救援となった千賀滉大投手(31)は、1回2/3を3安打3失点3四死球1奪三振だった。勝敗はつかなかった。

4-7と3点ビハインドの7回から6番手として救援。先頭に死球を与えたものの、冷静に後続を打ち取り、無失点に抑えた。

続投した8回は、先頭に安打を許し、大谷と対戦。フルカウントから四球を与えた後、ベッツに適時二塁打、T・ヘルナンデスの犠飛、K・ヘルナンデスの適時打で3点を失った。

球数は32球。

千賀は第1戦に先発し、2回途中3失点でKO。先発から救援に回っていた。

メジャー2年目の今季は、相次ぐ故障で長期離脱を繰り返し、公式戦1試合、ポストシーズン3試合の登板に終わった。

試合後の千賀は「すごい1年だったなというのがひと言。うまくいかず、難しい1年でしたけど、最後の最後ですばらしい経験をさせてもらったと思います。まず先発としてしっかり役割を果たすということが、来年1年間大切になると思います」と振り返った。

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