【西武】西口監督、将来エース候補の羽田慎之介は「リリーフで行く」先発ステップアップも視野
将来のエースとして期待が高い西武の羽田慎之介投手(21)は、今季はリリーフを務める。5日までに西口文也監督(52)が「羽田は今年はリリーフで行きます」と明言した。
191センチの長身と長いリーチを生かし、左腕から150キロ台中盤の直球を投げ込むスタイルで「和製ランディ・ジョンソン」と呼ばれることもある。昨季はプロ初先発を経験したものの、リリーフ待機も多かった。先発へのステップアップのため、といった意味も込められているのか。西口監督は「その意味も込めてね」と添えた。
1月は沖縄・石垣島で自主トレを行う。クローザー起用が決定した平良に同行し、心技ともに鍛え上げる。
羽田の同期入団には、こちらも昨季プロ初勝利を挙げた左腕の菅井に、右腕から150キロ台中盤をマークしたこともある黒田がいる。昨季までファーム監督だった西口新監督も「羽田に菅井、それに黒田。この3人が出てくれば、チームとしても非常に活性化してくるんじゃないかなと思います」と若き快速トリオの台頭を願っている。【金子真仁】