おみくじは「狙い通り」東洋大姫路エース阪下漣「どうやって倒すか」横浜にセンバツでリベンジ狙う
昨秋の近畿大会を制した東洋大姫路はマイナス1度の氷点下で始動した。
最速147キロのエース右腕、阪下漣投手(2年)は神宮大会Vチームとのセンバツ大会でのリベンジを熱望した。「どうやって横浜高校さんを倒すかを考えている」。神宮準決勝では150球の熱投の末、1-1の延長11回に2点を献上して敗戦。チームは「走塁面で横浜高校さんとの差が出た」と走塁面を強化中だ。
阪下はウェブ部分に四つ葉のクローバー柄を刺しゅうした新グラブで運も味方につける。地元の西宮神社で引いたおみくじの結果は「狙い通り」吉だった。「吉か末吉狙いで。(大吉は)波が激しくなる。去年は末吉で1年間調子よく投げられたので」。近畿大会では計27回2/3で1失点。今年も安定感を継続する。
◆阪下漣(さかした・れん)2007年(平19)7月5日生まれ、兵庫県西宮市出身。浜脇小2年から浜脇タイガースで野球を始める。浜脇中では西宮ボーイズに所属。東洋大姫路で1年春からベンチ入り。同秋からエース。2年夏は兵庫大会ベスト4。2年秋は県優勝、近畿大会は2連続完封などで頂点に導き、明治神宮大会4強入り。l83センチ、86キロ。右投げ右打ち。