日大が練習始め、スローガンは「掴」南條碧斗主将「創部100周年の年に日本一“掴”みにいく」

  • 日大野球部創部100周年の今年、優勝へとガッツポーズを見せる南條と谷端(撮影・保坂淑子)
  • 3季連続の首位打者と、チームの優勝と気合いを入れる日大の谷端(撮影・保坂淑子)

創部100周年でリーグ優勝、日本一へ-。東都大学野球の日大は6日、千葉・習志野市内の同大グラウンドで練習始めを行った。

片岡昭吾監督(46)は選手を前に「今年は創部100周年。24回目の優勝を目指しましょう。そのために日本一に相応しいチームなろう」とあいさつ。選手たちの生き生きした表情を目にし「自信のある表情をしていた。チーム一丸、気をそろえて充実させられそうですね」と、笑顔で見つめた。

チームは昨秋のリーグ戦4位も、チーム打率はリーグ1位の2割6分6厘。エースで最速152キロ右腕・市川祐投手(3年=関東第一)と、主砲で2季連続で首位打者を獲得した谷端将伍内野手(3年=星稜)のドラフト候補コンビが軸で、戦力は充実している。片岡監督は「バッテリ-中心に投打にかみ合えば」と、手応えを口にした。

昨年末、チームスローガンを「掴」に決めた。主将に就任した南條碧斗捕手(3年=報徳学園)は「今年は節目の年。日本一という大きな目標に向かって、全員で必死に『掴』みにいきます」と、意気込んだ。