【社会人野球】今年始動サムティ野球部 元オリックス小川監督「名門に」ネスタリゾート内に拠点

  • 今年始動する、社会人野球のサムティ記者発表会に出席した、元広島、ソフトバンクの曽根海成(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティ記者発表会に出席した、元広島、ソフトバンクの曽根海成(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティ記者発表会に出席した、元阪神、DeNA、ヤクルトの尾仲(写真左)と中森(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティ記者発表会に出席した、元DeNA、阪神、ヤクルトの尾仲(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティ記者発表会に出席した、元広島、ソフトバンクの曽根海成(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティ記者発表会に出席した、元DeNA、阪神、ヤクルトの尾仲(撮影・中島麗)
  • 新たに発足したサムティのユニホームに袖を通した元阪神、DeNA、ヤクルトの尾仲祐哉。兵庫・三木市を練習拠点とする。(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティの記者発表会に登壇した、背番号72小川博文監督(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティ硬式野球部1期生の名古屋国際OB三木健瑠投手(22=福井工大、写真左)、履正社OB両井大貴外野手(21=関学大)、金丸夢斗と神港橘で同期の上領恭太外野手(21=上武大)(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティの練習球。まっさらなボールが用意された(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティ硬式野球部の室内練習場。内野がすっぽり入る大きさだ(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティ硬式野球部のブルペン。屋根や壁もあり、雨風を通さず練習できる(撮影・中島麗)
  • 今年始動する、社会人野球のサムティ硬式野球部(撮影・中島麗)

不動産大手・サムティ株式会社は2日、今春発足する同社の企業チーム、サムティ硬式野球部として、記者会見を行った。

1月21日に公益財団法人日本野球連盟の承認を得て加入し、兵庫県三木市に同社が展開するテーマパーク・ネスタリゾート神戸内の練習場をを練習拠点とする。テーマパーク内に練習場を有するのは、社会人野球の中でもレアケースだ。3日から全体練習を行う。

指揮を執るのは、オリックスでイチローと95年「がんばろうKOBE」で三塁手として活躍し、オリックスやDeNAでコーチを務めた小川博文監督(57)が就任。「サムティ硬式野球部を名門にしたい」。

今春大学を卒業する選手と、今オフNPBと契約満了となった2選手の計23名が姿を現し、阪神やDeNA、昨季まではヤクルトでプレーした尾仲祐哉投手(30)が登壇した。「企業を背負うので、全国に出ないといけないし、(中には)プロを目指す子もいると。成長の手助けをして、自分も吸収して、お互い成長できれば」。元広島の曽根海成コーチ兼内野手(29)も出席した。「(新しい)ユニホームを着ると、身が引き締まる思いですね」。

この日、兵庫・三木市「ネスタリゾート神戸」内のクラブハウスと室内施設もお披露目もされた。三木総合防災公園野球場を「サムティドリームスタジアム」とネーミングライツで命名。練習や試合で活用する。

初の公式戦は8月の第57回姫路市長杯で、9月には初の2大大会への切符となる近畿地区の日本選手権予選に参戦予定だ。