【宇都宮ブレックス〈40〉】小川敦也インタビュー プロとしての4カ月(下)

小川敦也選手(21)はバスケットボール選手としても社会人としても日々成長しています。筑波大学に在籍しながらプロとなった今シーズンを振り返っていただきました。2回目の今回はコート上でのお話。リーダーシップをとるために取り組んでいることなどを明かしてくれました。(インタビューは4月24日に行いました)

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【次回予定〈41〉比江島慎 B.LEAGUE AWARD SHOW&ファン感謝DAY 囲み会見全文】

プロデビューを飾った1月27日の佐賀戦では3得点、比江島選手へのアシストも記録

プロデビューを飾った1月27日の佐賀戦では3得点、比江島選手へのアシストも記録

大反省の4月10日群馬戦

―プロとしての最初の試合(1月27日佐賀戦)では落ち着いているように見えました

小川 いえ、緊張していました。

―緊張するタイプには見えませんが

小川 よく言われるんですけど、結構、緊張するタイプですね。特に今は、試合の途中から出ていくポジションなので、いつ呼ばれるか内心、冷や冷やしています。

―でもコートに入ったらスイッチが入る

小川 コートに入ったら(考える)余裕もないので、必死にやっています。

―この3カ月で最も印象に残った試合、プレーを教えてください

小川 悪い意味で残っているのが、ホームでの群馬戦(4月10日)です。2クォーター(Q)から出場したのですが、すぐにターンオーバーして交代しました。点差があいたのでクロージングのところでも出場させてもらいましたが、その時もミスをしてしまいました。(合計)4分間出て、2回ターンオーバーして、貢献度の数値がマイナス10(※)。そんな選手だったら使っても意味がないですし、かなり印象に残っています。

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1988年入社。プロ野球を中心に取材し、東京時代の日本ハム、最後の横浜大洋(現DeNA)、長嶋巨人を担当。今年4月、20年ぶりに現場記者に戻り、野球に限らず幅広く取材中。