【宇都宮ブレックス〈44〉】村岸航選手のオフ練を直撃! ロングインタビュー〈下〉

来季、プロ2年目のシーズンを迎える村岸航選手は、課題を持ってオフシーズンのトレーニングに励んでいます。プロ入りの道を開いてくれた前ヘッドコーチの佐々宜央氏への感謝をあらためて述べると同時に、同氏から提示された「目指すべきところ」も具体的に明かしてくれました。インタビューの2回目です。(取材は6月26日に行いました)

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【次回予定〈45〉Bon courage! 比江島慎選手へのエール〈上〉】

オフの間、黙々とシュート練習に励む村岸選手

オフの間、黙々とシュート練習に励む村岸選手

「体を絞って機動力を上げたい」

―オフの間の体作りに、目標とする数値はあるのですか

現実的に考えて僕が出場するのは3番(スモールフォワード)がメインどころだと思います。そういう意味では、体重を増やすのではなくて、体を絞って、体重を減らしてアジリティ(敏しょう性)の部分を上げていくことを考えています。

去年のシーズン前は体重を増やすことに重きをおいてトレーニングしていたのですが、今年は逆です。体を絞って機動力を上げたいと思っています。

―具体的に体重は何キロを目標にしているのですか?

96キロくらいでやれればいいなと思っています。昨シーズン始めは102、3キロありました。

―昨季は外国籍選手に当たり負けしないように意識されたのですね

実際に試合に出たことがなく、自分の役割がまだ定まってないこともありましたし、練習生時代は4番をやることが多かったので、そこにフォーカスして増量しました。

―今はウエイトトレーニングはどのくらいの頻度でやっているのですか

2日に1回くらいです。酒井啓介ストレングス&コンディショニングコーチからいただいたメニューをやっています。

―食べ物にはどんなことに気を使っているのですか

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1988年入社。プロ野球を中心に取材し、東京時代の日本ハム、最後の横浜大洋(現DeNA)、長嶋巨人を担当。今年4月、20年ぶりに現場記者に戻り、野球に限らず幅広く取材中。