【バレー新時代〈11〉】高橋藍、果たせなかった「次の1点」そのためになすべきこと

「あと1点」が取れる日本になる。バレーボールSVリーグのサントリーサンバーズ大阪に所属する日本代表・高橋藍(23)が、パリ五輪を経験した2024年とロサンゼルス五輪に向かう2025年を語りました。12月30日にエディオンアリーナ大阪でのウルフドッグズ名古屋戦で24年最後の試合をセットカウント3-1の白星。この試合、チーム2番目の18得点でプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出された高橋、胸の内とは。

バレーボール

2024年最終戦POM「年の最後に勝ててよかった」

日本バレーボール界が誇る「至宝」の一角は、24年ラストゲームも華やかに彩った。

チームで2番目の18得点を記録して勝利に貢献。POMに選出と主役にふさわしい活躍で締めくくった。

「(前日の敗戦から)しっかり修正して我慢しながら戦えた。(2-0から)3セット目を取り切れなかったので、もっと勝負を決めにかかれることは重要だと思う。ただ、年の最後に勝ててよかった」

日体大在学中からイタリア・セリエAでプレー。24年シーズンは日本に戻り、サントリーに所属する。

14季ぶりに天皇杯(全日本選手権)を獲得し、リーグでも上位争いするチームの大黒柱の1人、にだれも異論はない。

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スポーツ

実藤健一Kenichi Sanefuji

Nagasaki

長崎生まれ、尼崎育ちで九州とお笑いを愛する。
関大を卒業後、90年に入社。約2年の四国勤務でいろいろ学び、大阪に戻って主に大相撲、ボクシングを担当。
その後、担当記者として星野阪神の優勝に立ち会えて感動。福岡勤務などをへて相撲、ボクシング担当に舞い戻る。