[ 2014年2月8日3時27分 ]ソチ冬季五輪の開会式で、入場行進する葛西紀明主将ら日本選手団(共同)
ソチ冬季五輪は7日夜(日本時間8日未明)、ロシア南部ソチのフィシュト五輪スタジアムで開会式が行われ、4年に1度の雪と氷のスポーツの祭典が開幕した。冬季史上最多の87カ国・地域と個人資格で参加のインドから約2870選手が出場し、初採用のスキー・ジャンプ女子などを含む7競技の98種目を実施する。
日本は、最後に登場する開催国ロシアの一つ前で入場行進した。
結婚、出産を経て3度目の代表となったカーリングの小笠原歩(35=北海道銀行)が旗手を務め、満面の笑みを浮かべていた。
また、ノルディックスキー・ジャンプ男子代表で、冬季五輪史上最多7度目の出場となる葛西紀明(41=土屋ホーム)は、橋本聖子団長らと日本選手団の前線で行進。両手を振って、観客席の声援に応えた。
日本選手団は、海外での冬季大会最多となる248人(選手113人)が参加し、男子48選手、女子65選手と初めて冬季で女子が上回った。
開会式には安倍晋三首相も出席し、日本選手団の行進を頼もしげに見守っていた。