全国高校ラグビー大会は7日、大阪・花園ラグビー場で常翔学園(大阪第1)-御所実(奈良)の決勝戦を行う。
常翔学園は6日、大阪市の同校グラウンドで軽い調整練習。野上友一監督(54)は「まずスクラムでプレッシャーをかけたい。それができれば、相手FWも足に来るし、リズムも狂う」とゲームプランの一端を明かした。
3月の近畿大会準決勝では19-21と敗れた。当時、展開ラグビーにこだわった司令塔のSO後藤大輔(3年)は「今度はやり返したい。当時はゲームメークで自分も壁にぶつかっていたけど、今は違います」と自信を見せる。高校日本代表候補のロック山田有樹主将(3年)は「(後藤の)キックで、FWが敵陣に入って、試合を進めること。ペナルティーも減らしたい」と話した。