水泳の世界選手権(上海)に出場していた日本競泳陣が1日、羽田空港着の航空機で帰国した。今大会は、北島康介(28=日本コカ・コーラ)が男子200メートル平泳ぎで銀メダルを獲得するなど、5人で合計6つのメダルを取った。今後の課題を問われ、北島は「もう1回、冷静になっていろいろ考えたい。たくさんあると思うので、1個1個、すべきことをきちんとやりたい」と慎重に話した。
男子200メートル背泳ぎでライアン・ロクテ(26=米国)に敗れ、銀メダルだった入江陵介(21=イトマンSS)も「泳ぎでは勝っている自信がある。ロンドンでは金メダル争いができるように、もっと体力を強化していきたい」と課題を口にした。
松田丈志(27=コスモス薬品)は、男子200メートルバタフライで銀メダル。怪物マイケル・フェルプス(26=米国)をあと1歩まで追い詰めた。今後はスポンサー企業へのあいさつ回りをし、「8月半ばからトレーニングをしていきたい」とウズウズしていた。