「古豪復活へと導いた指導論」東洋大姫路岡田監督×大社石飛監督、日刊&朝日記者と座談会

  • 高校野球を語る東洋大姫路・岡田龍生監督(撮影・藤尾明華)
  • 24年7月、兵庫大会準々決勝 神戸国際大付対東洋大姫路 4回裏、選手に指示を送る東洋大姫路・岡田監督(手前)
  • 高校野球を語る大社・石飛文太監督(撮影・藤尾明華)
  • 24年8月、全国高校野球選手権大会 早実対大社 選手に指示を出す大社・石飛監督
  • 24年8月全国高校野球選手権 第11日 早実対大社 10回表の守備を終えたナインを迎える大社・石飛監督(左)
  • 高校野球を語り合う大社・石飛文太監督(左)と東洋大姫路・岡田龍生監督(撮影・藤尾明華)
  • 高校野球を語り合う大社・石飛文太監督(左)と東洋大姫路・岡田龍生監督(撮影・藤尾明華)
  • 左から大社・石飛文太監督、東洋大姫路・岡田龍生監督、日刊スポーツ古財稜明記者、朝日新聞大坂尚子記者(撮影・藤尾明華)

履正社(大阪)の前監督で、母校・東洋大姫路(兵庫)を率いて3年目で秋季近畿大会を17年ぶりに制した岡田龍生監督(63)と昨夏の甲子園で旋風を巻き起こした大社・石飛文太監督(43)の対談が実現した。「古豪復活へと導いた指導論」をテーマに、取材を通じて高校野球に携わる朝日新聞社・大坂尚子記者と日刊スポーツ新聞社・古財稜明記者との4人で熱く語り合った。

■まずは体作りから

古財 10月に練習試合をされたと聞きしました。

岡田 ちょうど私が東洋大に行った時に、石飛監督が馬庭君を連れてこられてて、その時に練習試合の話になりましてね。

石飛 東洋大姫路さんは「もう夏前じゃないか」って仕上がりで。プレーの考え、意図を選手が理解しているのがすごく伝わってきて。公式戦のつもりで勝ちにいきましたけど、3-6で負けました(笑い)。

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