【西武】広池浩司球団本部長「今年は投手力がそろっている」理路整然と目標の日本一説明
西武は19日、都内でスタッフ会議を行った。
会議後には広池浩司球団本部長(51)と西口文也監督(52)ら1~3軍の監督、コーチ合計24人が出席しての“出陣会見”が行われた。
昨季は借金42という歴史的大敗を喫した。鳥越裕介1軍ヘッドコーチ(53)らを外部招聘(しょうへい)しての新体制。この日は全員が濃紺のスーツをまとい、決意を新たにした。
1月1日付で就任した広池本部長は「チームの目標ですが、ここは当然、日本一です」と言い切った。
道筋もたて、そこに沿った戦いを目指す。理路整然と説明した。
「開幕から西口監督が掲げる守りの野球をしっかりやって、しぶとく接戦をものにして、Aクラス入りでCSに進むことによって、私たちに日本一の可能性が出てくると思っています。なぜなら私たちの今年のチームは投手力がそろっています。過去の歴史を見ても、短期決戦では相手を圧倒するスーパーエースの存在や、勝ち試合を確実にものにするリリーフ陣の存在が非常に効いてくると思います。今年は先発でいうと今井、高橋光成、隅田、そして武内。リリーフでは平良といった力のある選手がそろっています。私たちがCSに進むことができれば、おそらく他の球団からすれば嫌な存在になると思います」
この道筋を推進していくのが首脳陣になる。西口監督は「新しいコーチには今までにない新しい風をライオンズに吹き込んでもらって、今までの雰囲気と違うものを出していければ。皆さまには期待すると同時に、本当に大変な時に来てもらったと思ってるので、苦労するかもわかりませんけども、一緒に頑張っていきたいなっていう風に考えてます」とチームスローガン「ALL ONE」を行間に込めた。