【ロッテ】佐藤都志也「不安や心配あるけどクリアするのがあいつ」同期入団の佐々木朗希にエール

ロッテ佐藤都志也捕手(26)が21日、2年連続で千葉・鴨川市内で行っている自主トレを公開した。ドジャース入団が決まった佐々木とは19年ドラフトの同期入団で、21年のプロ初登板初先発時にマスクをかぶった。昨季は佐々木の登板全18試合中17試合でバッテリーを組むなど気心知れた右腕のメジャー挑戦に、昨季までの“女房”は愛あるエールを送った。

「不安や心配なところもちょっとあるんですけど、それをクリアしてやっていくのがあいつだと思っている。日本人選手がいるってところで朗希もすごくやりやすいと思います。また日本でやったようなこともあっちの世界でやってくれるんじゃないかな」

佐藤も負けてはいられない。昨季は116試合に出場し、打率2割7分8厘、45打点、球宴MVPも獲得し、昨秋のプレミア12では初の侍ジャパン選出。飛躍の年で自信もついたが、満足はしていない。「なにかしら1つでもいいのでキャリアハイを出せるように」と、今季への思いは強い。

海を渡った佐々木との再会は、その先にある。「もう1回組みたいところはあるので、僕も頑張らないと」と、来春のWBCでともに日の丸を背負う姿も描いた。そのためにも「まずはシーズンで結果を出さないとそこに呼ばれることもない」と、全試合マスクを目標の1つに掲げた。打てて守れる扇の要として、佐藤がチームをトップまで引き上げる。【佐瀬百合子】

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