【広島】新井監督、ドラフト4位渡辺悠斗に熱血指導49分「悩んでいるということだったので」

  • 室内練習場で広島ドラフト4位の渡辺に打撃指導する新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
  • 室内練習場で広島ドラフト4位の渡辺に打撃指導する新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
  • 室内練習場で広島ドラフト4位の渡辺に打撃指導する新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
  • 室内練習場で広島ドラフト4位の渡辺に打撃指導する新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
  • 室内練習場で広島ドラフト4位の渡辺に打撃指導する新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
  • 室内練習場で広島ドラフト4位の渡辺に打撃指導する新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
  • 午後も広島ドラフト4位の渡辺に打撃指導する新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
  • 午後も広島ドラフト4位の渡辺に打撃指導する新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
  • 午後も広島ドラフト4位の渡辺に打撃指導する新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
  • ロングティーを行う広島ドラフト4位の渡辺(撮影・加藤孝規)
  • ロングティーを行う広島ドラフト4位の渡辺(撮影・加藤孝規)
  • ロングティーを行う広島ドラフト4位の渡辺(撮影・加藤孝規)

広島新井貴浩監督(48)がドラフト5位の渡辺悠斗内野手(22=富士大)に朝から49分の直接指導を行った。キャンプ3日目にして打撃に悩む新人の姿に、救いの手を差し伸べた。身ぶり手ぶりで指導しながら、ときにはバットを握って手本を示した。「ずっと何も言わずにおこうと思ったんだけど、彼の方からちょっと悩んでいるということだったので、ワンポイントだけ。“真っすぐ構えて、真っすぐ下半身で構えていきなさい”と」。直接指導は熱が帯び、早出練習の終了時間が過ぎてからもしばらく続いた。

富士大では振り上げるような打撃で中軸を務めたが、プロのキャンプを過ごす中で一抹の不安を感じていたという。「今の自分のフォームでは速い球についていけないと自分でも分かっていたので、そこを修正していただいた。慣れるまで、練習するのみです」。球速、切れともに増すプロの投手を打ち砕くための打撃矯正。午後に行われた打撃練習やロングティーなどで意識を徹底した。「昨日まではライナーでもドライブ(回転)しているのが多かったが、今日はいい回転がかかったライナーが多かったので、継続していきたい」。まだ慣れない新打法だが、自分のものにしていく覚悟を決めた。

渡辺にとって新井監督は、憧れた右打者の1人でもある。「小さい頃から見てきた選手で、同じ右打者として格好いいなと思った方なので、アドバイスされるのは光栄ですし、うれしい。期待に応えたい」。新井流を注入され、大砲候補のモチベーションも上がっている。【前原淳】

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