ハンドボールのリオデジャネイロ五輪女子世界最終予選最終日が20日(日本時間21日)、フランス・メッスで行われ、日本は地元フランスに17-25と完敗した。
1勝2敗の3位で2位までに与えられる出場権を逃し、40年ぶりの五輪はならなかった。栗山監督は「五輪にかけてきたが、なし得なかった。期待に沿えず、すみません」と頭を下げた。直前に復帰した左腕エースの藤井は「日本のプレーはできた。悔しいが悔いはない」と言ったが、司令塔の石立は「歴史を変えられなかった。責任を感じる」と涙した。リオ五輪へ躍進の目立つ日本のチームスポーツで、ハンドボールは取り残された形となった。