リオデジャネイロ五輪トライアスロン代表の上田藍(32=ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)ら3人が10日、羽田空港からリオへ出発した。
世界ランク4位でトライアスロン日本勢初メダルを狙う上田は、9日にカヌー・スラロームのカナディアンシングルで3位に入り、同競技日本初メダルを獲得した羽根田の姿に感激。「競技が後半だと前半の競技に刺激をもらえる強みがある。私も初のメダル、と言わず金メダルを取って表彰台の上で笑いたい」と力強く語った。
初めてメダルを射程に入れて臨む3度目の五輪。出発直前まで長野県八千穂高原で20日間の合宿を行い、本番の斜度20%の坂に合わせて峠を走るなど、充実したトレーニングが積めた。「やってきたことがつながれば」と表情には自信がみなぎっていた。