[ 2014年2月9日5時4分 ]女子モーグル決勝を滑り終えた上村は涙を流す仕草を見せる(撮影・井上学)

 ソチ冬季五輪は第2日の8日に競技が本格化し、スノーボード男子スロープスタイルで角野友基(日産X-TRAIL)が75・75点で8位入賞を果たした。セージ・コッツェンバーグ(米国)が優勝し、今大会第1号の金メダルを獲得した。

 ノルディックスキーの女子距離複合で石田正子(JR北海道)は40分8秒3で10位だった。マリット・ビョルゲン(ノルウェー)が2連覇した。

 スピードスケート男子5000メートルでウィリアムソン師円(山形中央高)は6分42秒88で26選手中最下位。スベン・クラマー(オランダ)が6分10秒76の五輪新記録で2連覇を果たした。

 フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(北野建設)は決勝3回目まで進んだが、惜しくも4位に終わり、メダルはならなかった。村田愛里咲(行学学園教)は、決勝1回目に進出したものの、直前練習で転倒し、左膝を負傷、無念の棄権となった。星野純子(リステル)は落選した。

 フィギュアスケート団体で日本は順位点24の4位となり、5チームによる後半のフリーに進出。高橋成美、木原龍一組(木下ク)はペアフリーで、86・33点、順位点30点となり5位。9日の男女フリーで表彰台を目指す。

 女子ショートプログラム(SP)で今大会初の演技を披露した浅田真央(23=中京大)は、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒し、64・07点でSP3位だった。

 ソチ五輪のバイアスロン男子10キロスプリントで、井佐英徳(自衛隊)は71位だった。

 リュージュ男子1人乗りで金山英勢(札幌学院大)は1回戦を終えて32位だった。

 男子ノーマルヒル予選で日本勢(清水礼留飛、竹内択、渡瀬雄太)は3人が40位以内を確保し、ワールドカップ(W杯)個人総合3位で予選免除となる41歳の葛西紀明(土屋ホーム)とともに4人全員が9日の本戦に進んだ。このニュースの写真