22チームが参加し、全日本実業団対抗女子駅伝が行われた。デンソーが2区途中から首位に立ち、独走。3区以降も危なげなく走りきり、2時間14分22秒の大会新記録で3連覇を達成した。


チームタイム
1デンソー2時間14分22秒
2豊田自動織機2時間15分15秒
3ユニバーサルエンターテインメント2時間15分30秒
4ヤマダ電機2時間15分46秒
5積水化学2時間15分58秒
6第一生命2時間15分58秒
7九電工2時間16分01秒
8天満屋2時間16分15秒
9ホクレン2時間16分43秒
10パナソニック2時間17分05秒

3連覇を果たし、ゴールするデンソーのアンカー橋本奈海(共同)
3連覇を果たし、ゴールするデンソーのアンカー橋本奈海(共同)

【6区=6・795キロ】

 首位のデンソー・橋本奈海が力強い走りを見せた。勢いは最後まで衰えず、3連覇のテープを切った。

 区間賞は橋本と積水化学・森智香子が同タイムで21分26秒。


【5区=10キロ】

 首位のデンソー・水口侑子が力走。最後までしっかり腕を振ってトップを守った。

 1位デンソーで1時間52分56秒。38秒遅れで2位豊田自動織機、3位九電工、4位ユニバーサルエンターテインメント、5位ヤマダ電機。

 区間賞は豊田自動織機・横江里沙で32分15秒。天満屋・重友梨佐は32分40秒で区間5位。ダイハツ・木崎良子は33分11秒で区間13位。三井住友海上・渋井陽子は33分37秒で区間15位だった。


【4区=3・6キロ】

 デンソーのワイリムも首位を守った。

 1位デンソーで1時間20分1秒、41秒遅れで2位九電工、3位積水化学、4位豊田自動織機、5位ユニバーサルエンターテインメント。

 九電工のチェピエゴが10分58秒で区間新記録をマークした。


【3区=10・9キロ】

 最長のエース区間。デンソーは高島由香が軽快に走り、首位を守った。

 1位デンソーで1時間8分41秒、58秒遅れで2位ヤマダ電機、3位第一生命、4位九電工、5位積水化学。

 JP日本郵政グループの注目、鈴木亜由子は34分58秒で区間5位、5人抜きの16位でタスキを渡した。ワコールの福士加代子は35分34秒で区間12位だった。

 デンソーの高島は34分30秒で区間新記録をマークした。


【2区=3・9キロ】

 2キロすぎ、先頭はデンソー、ダイハツ、ユニバーサルエンターテインメントの争い。3キロすぎで、デンソー・小泉直子が先頭に立った。

 1位デンソーで34分11秒、14秒遅れで2位ユニバーサルエンターテインメント、3位ダイハツ、4位ヤマダ電機、5位パナソニック。

 デンソー・小泉は12分ちょうどで区間新記録となった。


【1区=7キロ】

 選手が一斉にスタートした。天候は曇り、気温は7・5度、風速は2・9メートル。

 1キロの入りは3分11秒の好ペース。デンソーは光延友希が落ち着いた走りを見せている。4・2キロで先頭集団は18チーム。

 5・5キロで光延がスパートし、先頭に立った。しかし、ダイハツ・坂井田歩が最後に光延をかわし、トップで2区にタスキをつないだ。坂井田は22分10秒で区間記録に並ぶ快走だった。

 通過順位は1秒遅れで2位デンソー、2秒遅れでユニバーサルエンターテインメント、4位積水化学、5位ヤマダ電機。

 ※記録は速報値


出場チーム出場回数前回順位予選会順位
デンソー12年連続23度目1位シード
ダイハツ8年連続25度目2位シード
ヤマダ電機7年連続10度目3位シード
豊田自動織機8年連続10度目4位シード
第一生命17年連続20度目5位シード
九電工5年連続24度目6位シード
ユニクロ2年連続8度目7位シード
しまむら11年連続12度目8位シード
ユニバーサル9年連続9度目14位1位
積水化学7年連続17度目18位2位
JP日本郵政グループ初出場不出場3位
天満屋24年連続24度目16位4位
ノーリツ7年連続17度目11位5位
ルートインホテルズ初出場不出場6位
日立2年ぶり21度目不出場7位
三井住友海上22年連続22度目17位8位
ワコール16年連続23度目21位9位
ホクレン12年連続22度目9位10位
十八銀行12年連続17度目15位11位
パナソニック16年連続27度目12位12位
シスメックス6年連続6度目失格13位
TOTO3年連続18度目20位14位