トヨタ自動車が2年連続3度目の優勝を果たした。2位はコニカミノルタ、3位は7区終盤でホンダを逆転したトヨタ自動車九州が入った。
トヨタ自動車は4区を終わり17秒差の2位だったが、5区の宮脇が2位と2秒差のトップに浮上。6区田中が区間賞をマークして差を広げ、アンカー山本がコニカミノルタの猛追を振り切った。佐藤敏信監督は「1区からアンカーまで1人1人が役割を果たし、総合力の勝利だった。(アンカーのルーキー山本は)逃げきってくれると信じていた。(胴上げは)気持ち良かった」と喜んだ。
◆7区15・5キロ JA赤堀町〜群馬県庁
※区間記録 44分53秒=J・ドゥング(ホンダ浜松)
◆1・0キロ地点 ホンダ・佐野がコニカミノルタ・野口に追いつき2位集団を形成。トップはトヨタ自動車・山本が独走
◆5・0キロ地点 コニカミノルタ・野口がトップのトヨタ自動車・山本に25秒差に迫る
◆7・4キロ地点 2位コニカミノルタ・野口が15秒差に詰める
◆11・0キロ地点 1位トヨタ自動車・山本と2位コニカミノルタ・野口との差は19秒。3位ホンダ・佐野とは1分2秒差
◆13・2キロ地点 1位トヨタ自動車・山本がリードを20秒以上に広げ、優勝を確信したかガッツポーズを見せる
◆14・6キロ地点 トヨタ自動車九州・広末がホンダ・佐野をかわし3位に浮上
◆15・5キロ地点 トヨタ自動車・山本が逃げ切り、トップでゴール。史上6チーム目の2連覇を達成
区間賞=コニカミノルタ・野口(46分40秒)
◆最終順位◆
(1)トヨタ自動車 4時間52分15秒
(2)コニカミノルタ 4時間52分36秒
(3)トヨタ自動車九州 4時間53分32秒
(4)ホンダ 4時間53分40秒
(5)DeNA 4時間54分10秒
(6)日清食品グループ 4時間56分12秒
(7)旭化成 4時間56分14秒
(8)安川電機 4時間56分33秒
◆6区12・5キロ 桐生市役所〜JA赤堀町
※区間記録 36分35秒=高井和治(九電工)
【注目選手】設楽啓太(コニカミノルタ)
◆1・0キロ地点 トヨタ自動車・田中、コニカミノルタ・設楽啓が先頭集団
◆1・8キロ地点 トヨタ自動車・田中がやや引き離す
◆5・0キロ地点 1位トヨタ自動車・田中と2位コニカミノルタ・設楽啓の差は6秒
◆7・0キロ地点 1位トヨタ自動車・田中のリードが広がる。3位ホンダ・石川も2位コニカミノルタ・設楽啓に迫る。4位集団はトヨタ自動車九州とDeNA
◆10・0キロ地点 1位トヨタ自動車・田中、2位コニカミノルタ・設楽啓、3位ホンダ・石川と変わらず。4位集団はトヨタ自動車九州・坂本とDeNA・須河。6位は日清食品グループ・高瀬、7位は旭化成・丸山
◆11・3キロ地点 2位コニカミノルタ・設楽啓の体に異変か。脇腹を何度も押さえるシーンが見られる
◆12・5キロ地点 トヨタ自動車・田中がトップでタスキリレー。2位コニカミノルタ・設楽啓は33秒遅れ
区間賞=トヨタ自動車・田中(37分54秒)「連覇することだけを考えての結果の区間賞だった。風が強かったが、応援のおかげで前へ進むことができた」
(1)トヨタ自動車 4時間5分23秒
(2)コニカミノルタ +33秒
(3)ホンダ +39秒
(4)DeNA +1分1秒
(5)トヨタ自動車九州 +1分5秒
(6)日清食品グループ +2分31秒
(7)旭化成 +3分8秒
◆5区15・8キロ 太田市役所〜桐生市役所
※区間記録 44分57秒=坪田智夫(コニカミノルタ)
【注目選手】宮脇千博(トヨタ自動車)今井正人(トヨタ自動車九州)柏原竜二(富士通)
◆0・0キロ地点 トヨタ自動車九州・今井は1分24秒遅れの7位、富士通・柏原は4分18秒遅れの20位でスタート。武田薬品が繰り上げスタート
◆3・0キロ地点 ホンダ・服部がトップを独走。トヨタ自動車・宮脇、日清食品グループ・矢野が約15秒差で追う
◆3・2キロ地点 トヨタ自動車九州・今井が6位に浮上
◆4・8キロ地点 激しい向かい風の中、2位集団の日清食品グループ・矢野がスパートをかける
◆7・7キロ地点 富士通・柏原が5人抜きで15位浮上
◆8・9キロ地点 コニカミノルタ・山本が3位日清食品グループ・矢野をとらえ、一気に引き離す
◆10・5キロ地点 コニカミノルタ・山本が2位トヨタ自動車・宮脇に追いつき、激しく競り合う
◆11・0キロ地点 1位ホンダ・服部と2位集団のコニカミノルタ・山本、トヨタ自動車・宮脇との差は12秒。4位日清食品グループ・矢野との差は53秒。5位DeNA・高橋は53秒遅れ、6位トヨタ自動車九州・今井は1分1秒遅れ。
◆11・9キロ地点 トヨタ自動車・宮脇がトップのホンダ・服部をとらえ、先頭に立つ。やや離れてコニカミノルタ・山本
◆12・6キロ地点 トヨタ自動車・宮脇が単独で先頭。コニカミノルタ・山本がホンダ・服部をとらえ、2位浮上
◆12・7キロ地点 トヨタ自動車九州・今井がDeNA・高橋、日清食品グループ・矢野を一気に抜いて4位浮上
◆13・6キロ地点 コニカミノルタ・山本が先頭のトヨタ自動車・宮脇に追いつく。ホンダ・服部は遅れる
◆15・8キロ地点 コニカミノルタ・山本とトヨタ自動車・宮脇が激しい競り合いの末、トヨタ自動車・宮脇が先頭でタスキリレー。2秒差でコニカミノルタ・山本
区間賞=コニカミノルタ・山本(46分48秒)「先頭に追いつくことだけを考えて走った。6区の設楽啓に『トップで渡すから』と宣言したので、意地で頑張った。結果が出せて良かった」
(1)トヨタ自動車 3時間27分29秒
(2)コニカミノルタ +2秒
(3)ホンダ +34秒
(4)トヨタ自動車九州 +47秒
(5)DeNA +48秒
(6)日清食品グループ +1分39秒
◆4区22・0キロ 伊勢崎市役所〜太田市役所
※区間記録 1時間2分47秒=設楽悠太(ホンダ)
【注目選手】窪田忍(トヨタ自動車)村山謙太(旭化成)宇賀地強(コニカミノルタ)設楽悠太(ホンダ)村沢明伸(日清食品グループ)
◆2・0キロ地点 先頭はDeNA・室塚。ホンダ・設楽悠が日清食品グループ・村沢をかわして2位浮上
◆3・0キロ地点 3位集団は日清食品グループ・村沢、トヨタ自動車・窪田、コニカミノルタ・宇賀地
◆4・0キロ地点 1位DeNA・室塚と2位ホンダ・設楽悠の差は約12秒
◆5・0キロ地点 2位ホンダ・設楽悠が13分36秒のハイペースで追い上げる
◆5・9キロ地点 ホンダ・設楽悠が49秒差を逆転。DeNA・室塚をとらえ、一気に引き離す
◆6・8キロ地点 旭化成・村山謙が6位集団に追いつき、先頭に
◆9・7キロ地点 3位集団が2位DeNA・室塚をとらえ、4チームで2位集団を形成
◆11・0キロ地点 ホンダ・設楽悠が中間点を区間新ペースの30分25秒で通過。2位集団は24秒遅れで通過。旭化成・村山謙は7位で通過
◆14・5キロ地点 2位集団から日清食品グループ・村沢、トヨタ自動車・窪田が抜けだし、30秒差の1位ホンダ・設楽悠を追う
◆15・0キロ地点 1位1位ホンダ・設楽悠が41分23秒で通過。2位日清食品グループ・村沢は25秒差、3位トヨタ自動車・窪田は26秒差で通過
◆18・0キロ地点 1位はホンダ・設楽悠。2位集団に日清食品グループ・村沢、トヨタ自動車・窪田。4位集団にDeNA・室塚、コニカミノルタ・宇賀地
◆18・6キロ地点 1位ホンダと2位集団の差は約20秒
◆20・3キロ地点 トヨタ自動車・窪田が日清食品グループ・村沢を引き離しにかかる。1位ホンダ・設楽悠との差は約13秒
◆21・0キロ地点 日清食品グループ・村沢がトヨタ自動車・窪田に追いつき、前へ出る。1位ホンダ・設楽悠は持ち直し、リードを再び広げる
◆22・0キロ地点 ホンダ・設楽悠が区間新の走りで逃げ切り、トップでタスキリレー。17秒遅れの2位にトヨタ自動車、18秒遅れの3位に日清食品グループ。旭化成・村山謙は2分23秒遅れの10位でリレー
区間賞=ホンダ・設楽悠(1時間2分45秒)「区間賞は譲れなかった。3分以内の差だったのでトップに立って勝負しようと思った。最後は苦しかったが、残り1キロで切り替えた」
(1)ホンダ 2時間39分43秒
(2)トヨタ自動車 +17秒
(3)日清食品グループ +18秒
(4)DeNA +44秒
(5)コニカミノルタ +50秒
◆3区13・6キロ 前橋市公田町〜伊勢崎市役所
※区間記録 37分52秒=宮脇千博(トヨタ自動車)
【注目選手】佐藤悠基(日清食品グループ)
◆2・0キロ地点 日清食品グループ・佐藤が快調にトップを独走
◆2・8キロ地点 トップから10秒遅れの2位集団にホンダ、DeNA、九電工。5位集団にトヨタ自動車九州、安川電機、富士通。8位集団にトヨタ自動車、コニカミノルタ
◆3・4キロ地点 旭化成・大六野が19位に浮上
◆5・0キロ地点 2位集団からDeNA・上野が抜けだし、日清食品グループ・佐藤をかわしてトップに一気に躍り出るが、佐藤も粘りトップ並走
◆5・7キロ地点 トヨタ自動車・大石、コニカミノルタ・菊地が5位集団に追いつく
◆6・1キロ地点 旭化成・大六野が16位に浮上
◆6・7キロ地点 DeNA・上野が日清食品グループ・佐藤を振り切り先頭に
◆8・5キロ地点 トップDeNA・上野と2位日清食品グループ・佐藤の差は8秒に
◆10・0キロ地点 3位集団のホンダ、九電工に優勝候補のトヨタ自動車、コニカミノルタが迫る
◆10・5キロ地点 3位集団はホンダ、九電工、トヨタ自動車、コニカミノルタの4チームに
◆11・8キロ地点 旭化成・大六野が8人抜きで13位浮上
◆13・6キロ地点 DeNA・上野がトップでタスキリレー。2位日清食品グループとは27秒差。旭化成・大六野は14位でタスキリレー
区間賞=DeNA・上野(37分58秒)「流れを変えようと思った。(区間新に6秒届かず)10キロ通過で出るかと思ったが…」
(1)DeNA 1時間36分9秒
(2)日清食品グループ +27秒
(3)コニカミノルタ +38秒
(4)トヨタ自動車 +42秒
(5)ホンダ +49秒
(6)九電工 +57秒
◆2区8・3キロ 高崎市役所〜前橋市公田町
※区間記録 21分54秒=ジョセファト・ダビリ(小森コーポレーション)
【注目選手】村山紘太(旭化成)
◆2・0キロ地点 日清食品グループ・レオナルドが単独で先頭。2位集団にコニカミノルタ、マツダ、DeNA、ホンダ、安川電機。旭化成・村山紘は17位付近
◆3・6キロ地点 2位集団にいたコニカミノルタ・クイラが沿道から出てきた犬と接触し、転倒。やや遅れる
◆5・0キロ地点 旭化成・村山紘は苦しそうな表情で、21位に後退
◆7・0キロ地点 単独トップは日清食品グループ・レオナルド。7秒離れた2位集団にホンダ、トヨタ自動車九州、DeNA、富士通、九電工、安川電機、マツダ
◆8・0キロ地点 2位集団からホンダ・マレル、九電工・タヌイが抜け出す
◆8・3キロ地点 日清食品グループ・レオナルドがトップでタスキリレー。2位ホンダは5秒差。トヨタ自動車は29秒遅れの9位。コニカミノルタは30秒遅れの30位。旭化成は1分13秒遅れ21位。九電工・タヌイは17人抜き
区間賞=九電工・タヌイ(22分28秒)「今日に向けて一生懸命練習してきた。誇りに思っている」
(1)日清食品グループ 57分57秒
(2)ホンダ +5秒
(3)九電工 +7秒
(4)安川電機 +10秒
(5)富士通 +11秒
◆1区12・3キロ 群馬県庁〜高崎市役所
※区間記録 34分16秒=マーティン・マサシ(スズキ)
【注目選手】鎧坂哲哉(旭化成)
◆午前9時15分 スタート。第60回の記念大会のため、昨年より6チーム多く、各地区の予選を勝ち抜いた43チームが出場し、激戦を繰り広げる
◆1・0キロ地点 プレス工業・大西を先頭に集団が1つになってスローペースで通過
◆4・0キロ地点 スローペースは変わらず、集団も1つのまま
◆5・0キロ地点 14分43秒で通過
◆7・0キロ地点 愛知製鋼・安田が先頭。ペースは変わらず集団のまま
◆9・6キロ地点 先頭集団から8チームが脱落。富士通・中村が集団の先頭
◆10・5キロ地点 集団先頭はDeNA高橋。2番手に富士通・中村、旭化成・鎧坂
◆11・3キロ地点 安川電機・久保田がスパート
◆12・2キロ地点 日清食品グループ・若松が先頭に
◆12・3キロ地点 日清食品グループがトップでタスキリレー。旭化成・鎧坂は10秒遅れの16位
区間賞=日清食品グループ・若松(35分24秒)「ラスト勝負と分かっていた。残り3キロで行けると思った」
(1)日清食品グループ 35分24秒
(2)中国電力 +3秒
(3)コニカミノルタ +4秒
(4)マツダ +5秒
(5)住友電工 +5秒