ロッテファンのNMB48和田海佑(27)が、ロッテ選手とのコラボや始球式登場を夢見て、ロッテ愛を語りまくる企画「わだみゆのおしエッテマリーンズ」。レギュラーシーズンに続き、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」が終了。ドラフト会議や秋季キャンプ、ファン感謝デーも終わり、佐々木朗希投手(23)のメジャー挑戦も決まった。和田が改めて佐々木へのあふれる思いを打ち明けた。

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プロ野球はオフに入りましたね。オフの間はこの連載も月1回になりますが、引き続きよろしくお願いします。

プレミア12は準優勝でしたが、ロッテからもこの連載で紹介した佐藤都志也捕手や鈴木昭汰投手が選出され、横山陸人投手とともに活躍してくれました。取り上げたことが間違ってなかったと思えて誇らしいです(笑い)。

佐藤選手は、パ・リーグ捕手部門でベストナインも初受賞しました。オールスターでのMVPや侍ジャパンでの活躍もあって、ご本人も「充実したシーズンだった」とおっしゃっていて、多くの人から認めてもらったことは、ファンの私も自分のことにようにうれしい。おめでとうございます。

佐々木投手のポスティングシステムでのメジャー移籍も決定しました。ファン感謝デーのあいさつも配信で見ました。「ついに行ってしまうんや」って覚悟はしてましたが、やっぱり寂しい。実力もそうですが、外国人選手と仲良しだったり、先輩選手をイジっても許してもらえる、みんなから愛される人柄が大好きだったので、全部それが見れなくなるのは寂しい。

佐々木投手の移籍にはいろんな意見が飛び交っていました。ご本人も分かっていたと思うんですが、それでも大きな夢に挑戦するのはカッコイイ。23歳の若さで固い意思でいばらの道を進むもうとするのはすばらしいと思いますし、人生は1度きり、明日が来るかも分からないので、佐々木投手の挑戦を心から応援したい。

私もアイドル活動をしていて、「これをやると迷惑をかける」とか、周りの意見を気にして勇気を出せず前に進めない時もあるんですが、私ももっと頑張らないといけないと背中を押されました。

でも…。やっぱり寂しい。ホンマに悲しい。

改めて佐々木投手がいなくなると分かって、自分って「こんなにも好きやったんや」って実感しました。ちょっと恥ずかしいんですけど(笑い)。何の関わりもないのに、こんなに思うっていうのは、やっぱり愛された選手だったんだなって。

ファンはロッテの佐々木投手が好きですけど、メジャーに行っても応援しています。ケガせず世界一の投手になってほしい。そして、いろんな記録を作って、いつかまたロッテに帰ってきて下さい。

【取材・構成=阪口孝志】

◆和田海佑(わだ・みゆ)1997年(平9)3月29日、兵庫生まれ。チームM。20年9月に7期生として加入。22年1月、正規昇格。身長158センチ、血液型AB。愛称は「みゅう」。家族の影響で子供のころから野球好き。中学の頃には甲子園で高校野球観戦、高校では野球部マネジャー。