今回は、約5年間ほど続けさせていただきましたこのコラムの最終回となります。似顔絵を街中で描いている頃に顔の相による人の性格や職業などの一致性を感じ、数万人描かせていただいた経験の中でひとつの形にしたこの顔占いですが、いったんこのコラムを最後に顔占いの活動を一区切りとさせていただきたいと思います。読者の方々、日刊スポーツの皆様には感謝しかございません。ありがとうございました。
最後のコラムは、今月誕生日であり、以前いいともで共演させていただいた際に絵を褒めていただき温かい言葉をかけていただいた笑福亭鶴瓶師匠を見ていきたいと思います。このコロナ禍で私もテレビを見る機会が増え、そんな中「家族に乾杯」など、街中に出かけながらさまざまな方とあたたかく触れ合っているのを見るのが楽しみだったりしています。そんな師匠の顔相をこのコラムの最後に見ていきましょう。
◆「細く笑うと一直線になる目=憎めないマスコットタイプ」 目の中が見えにくく、笑うと垂れて一直線になるため、相手に緊張感を与えずらく、優しい印象を与える相です。そのため、相手の気持ちを緩和させ、次第に自分のペースに引き込ませる能力があります。人間関係を築く事がたけていて、誰からも愛される相です。時に調子に乗り過ぎて失敗を犯してしまうヤンチャな面もあります。ムードメーカや相談役として重宝される存在です。お笑い芸人、コンサルタント、スポーツ選手にも多く、そのような職に適していると言えます。
◆「平均的でこれと言った特徴のない鼻=冷静沈着な司会者タイプ」 周囲を俯瞰(ふかん)的に見る事ができ、その場に応じて的確な立ち位置を築けるタイプ。非常に論理的でズバリと言い過ぎてしまう面があり、時に相手を傷つけてしまうこともありそう。理屈っぽくなりがち。司会業や何かの仲介役、落語家にぴったり。
◆「笑うと前歯が長く少し前に突き出している口=口説き上手な人気者タイプ」 話術にたけた明るい人柄と持って生まれた人気者気質で多くの恋愛を経験することができる相です。女性関係やよく遊ぶ友人は切れ目なく都度都度付き合っている人がいるタイプです。楽観的な考え方なので、比較的浮気にも寛容な姿勢です。もし自分が不利な立場になってしまったとしても、その明るい人柄でうまくちゃめっ気たっぷりにごまかしてしまいます。非常に世渡り上手な一面があり、年老いてもちゃめっ気と持ち前のスター性で多くの人をひき付けます。
総合的に見ても、鶴瓶さんの顔相は芸人としてこれ以上ない相であると見て取れます。共通のパーツを持つ芸能人として、目と口が同じ相には、明石家さんまさんがおり、鼻と口が同じ相にはタモリさんがいます。その事からもお笑いやバラエティー界において、特に人気と実力が付き、大御所として大成する相だと言う事がわかります。特にこの細くて垂れ目の一直線の目と、歯が長く平均以上前に出ている口を持っている方はバラエティー界において大きな地位を築きやすいので、この目鼻口を持つ若手や中堅の芸人さんがいるか探してみました。
田村淳さん(目鼻口全て共通)、草薙航基さん(目鼻口全て共通)、みやぞんさん(目鼻共通)、今野浩喜さん(目鼻口全て共通)、まひるさん(目鼻口全て共通)。この5人は今後芸能界において、メインMCとして長年君臨できるような「大御所」になりえる顔相だと言えるでしょう。
鶴瓶師匠の顔に近いバラエティー界の大物顔に要注目です。