<1>坂井瑠星(26歳6カ月3日)=23年レモンポップ
坂井騎手のレモンポップがJRAダートG1春秋制覇を決めた。大外枠から積極的にハナを奪ってマイペースに持ち込むと、1馬身4分の1差で快勝。1番人気に応えた。
坂井騎手自身はJRA・G1・4勝目。レース当日の年齢は26歳6カ月3日で、チャンピオンズCの最年少V記録を更新した。
<2>石川裕紀人(27歳2カ月13日)=22年ジュンライトボルト
石川裕紀人騎手が騎乗した3番人気のジュンライトボルトが、3連勝でG1初戴冠を果たした。中団追走から直線は鋭い伸び脚を発揮し、先行勢が残る展開を首差、差し切った。
石川騎手はデビュー9年目で念願のJRA・G1初勝利。当時のチャンピオンズCの最年少Vだった。
同馬を管理する友道師にとってダートのJRA・G1は初勝利だった。
<3>C・ルメール(29歳6カ月18日)=08年カネヒキリ
当時はJCダートとして施行。カネヒキリがG1・5勝目(Jpn1含む)を果たした。
主戦の武豊騎手が負傷中だったため、短期免許で来日していたルメール騎手と初コンビ。好位の内から力強く抜け出し、06年フェブラリーS以来、約1年9カ月ぶりにG1タイトルを手にした。屈腱炎での長期休養を乗り越え、復帰2戦目での復活星だった。
このとき29歳だったルメール騎手にとって、JRA・G1は3勝目。JRAダート重賞は初制覇だった。