牡牝クラシック計6勝を誇る名門池江厩舎が楽しみなラインアップをそろえた。キトゥンズクイーンの22(牡、父キズナ)は厩舎ゆかりの血統で、池江師は「すばらしい馬。父がキズナになって体高も出て幅がありグッドルッキング。兄以上のスケールを感じる」と期待。秋以降のデビューを見据える。

レッドギフテッド(牡、父エピファネイア、母リュズキナ)は先月にゲート試験に合格して夏の初陣を目指す。池江師は「大物感がある。見た目は芝中長距離だけど仕上がりも早い」と評価する。

早期デビューが期待されるレッドギフテッド
早期デビューが期待されるレッドギフテッド

ウィープノーモアの22(牡、父ドゥラメンテ)は母が米G1馬で「風格のようなものがある。順調にいけばダービーへ駒を進めてくれると思う」と見込む。入厩は秋以降となりそうだ。

世界的良血として注目されるのはミスティーフォーミーの22(牡、父ジャスティファイ)だ。クールモアの生まれで母と兄姉2頭が欧州のG1複数勝利馬。「ゆくゆくは欧州の大レースを狙えれば」と大きな夢を託す。【太田尚樹】

池江厩舎の本紙注目2歳馬
池江厩舎の本紙注目2歳馬