【1】ペプチドナイル

藤岡佑騎手を背に坂路をホークフィールド(右)と併せ馬で追い切るペプチドナイル(撮影・白石智彦)
藤岡佑騎手を背に坂路をホークフィールド(右)と併せ馬で追い切るペプチドナイル(撮影・白石智彦)

栗東坂路で4ハロン56秒2-11秒9とラストは出色。パワフルな動きで、僚馬ホークフィールド(古馬1勝クラス)と併入した。

武英師「完璧な追い切りだったと思います。本当に順調で、何ひとつ不安はない状態です。完成してきましたし、過去最高の出来だと思うので、勝ちにいきたいです」


【2】ウィルソンテソーロ

力強いフットワークで美浦坂路を駆け上がるウィルソンテソーロ(撮影・丹羽敏通)
力強いフットワークで美浦坂路を駆け上がるウィルソンテソーロ(撮影・丹羽敏通)

昨年の2着馬。美浦坂路、単走で前夜の雨が残る朝イチの馬場も苦にせず、馬なりで4ハロン54秒8-12秒4。

小手川師「以前は馬場が悪くなるとふらつく面もありましたが、体幹が強くなってぶれなくなりました。(昨年1着の)レモンポップは間違いなく日本ダート界をけん引してきた馬。トップレベルの馬に胸を借りるだけの状態にはあると思います」


【3】ガイアフォース

長岡騎手を背に坂路を単走で追い切るガイアフォース(撮影・白石智彦)
長岡騎手を背に坂路を単走で追い切るガイアフォース(撮影・白石智彦)

栗東坂路、馬なりで4ハロン51秒6-12秒0。1週前には同49秒8-12秒0。半年ぶりの実戦だが、乗り込みは十分だ。

長岡騎手「馬なりで、いい時計でした。ストライドが大きくなっていて、思っているよりも速い時計が出た。調子がいいんだと思います。こういうチャンスはなかなかいただけないので、ガイアフォースとG1を勝ちたいです」