米野球殿堂入り イチロー氏、CC・サバシア氏、ビリー・ワグナー氏の3人が選出

  • ヤンキース時代のサバシア氏(19年9月18日撮影)
  • 03年6月 力投するアストロズのビリー・ワグナー氏

米野球殿堂は21日(日本時間22日)、今年の殿堂入り選出者を発表し、マリナーズなどメジャーで19年プレーしアジア出身選手とは初となるイチロー氏(51)、ヤンキースなどで通算251勝を挙げたCC・サバシア氏(44)、アストロズなどで通算422セーブを記録したビリー・ワグナー氏(53)の3人の殿堂入りが決まった。

イチロー氏はヤンキース、マーリンズも含めて3球団でプレーし、通算2653試合、打率3割1分1厘、117本塁打、780打点、509盗塁を記録。1年目の01年に新人王とMVPをダブル受賞し、ゴールドグラブ賞を10度受賞した。史上2人目の満票には1票届かず、得票率は99・7%だった。

サバシア氏は01年にインディアンス(現ガーディアンズ)でデビューし、ブルワーズも含め3球団で19年プレー。通算561試合に登板し251勝161敗、防御率3・74、3093奪三振を記録し、インディアンス時代の07年にサイ・ヤング賞に輝いた。

ワグナー氏は95年にアストロズでデビューし、フィリーズ、メッツ、レッドソックス、ブレーブスも含め他5球団で16年プレー。通算853試合に登板し47勝40敗、歴代8位の422セーブ、防御率2・31をマークした。

【関連記事はこちら】――>>【解説】イチロー氏の殿堂入り 勤勉な日本人選手への信頼感はさらに揺るぎないものに