米野球殿堂は21日（日本時間22日）、今年の殿堂入り選出者を発表し、マリナーズなどメジャーで19年プレーしアジア出身選手とは初となるイチロー氏（51）、ヤンキースなどで通算251勝を挙げたCC・サバシア氏（44）、アストロズなどで通算422セーブを記録したビリー・ワグナー氏（53）の3人の殿堂入りが決まった。

米野球殿堂入りは全米野球記者協会に10年以上所属した記者が投票権を持ち、得票75％以上で選出される。イチロー氏は1人だけ投票しておらず、得票率99・7％で、マリアノ・リベラ（ヤンキース）に続く2人目の満票はならなかった。

99・7％はリベラに次ぎ、デレク・ジーター（ヤンキース）と並び殿堂入り投票では歴代2位タイとなる。4位はケン・グリフィー（マリナーズ）の99・3％。